子どもにとって「遊び」は生きることそのもの

2011年4月15日 21時08分 | カテゴリー: 子ども

プレーパーク

プレーパーク(冒険遊び場)を知っていますか。世田谷の羽根木プレーパークが、日本では最初にできたプレーパークです。自然環境に恵まれた広々とした公園で、《自分の責任で自由に遊ぶ》《ケガと弁当は自分持ち》をモットーとした、子どもたちが自由に遊びを展開できる遊び場です。遊びを引き出してくれるプレーリーダー(大人)がいるところが、普通の公園とはちがうところです。

プレーパークは、廃材置き場で子どもたちが楽しく遊ぶ様子から発想された公園作り運動で、発祥はデンマーク。今では世界中に広がりをみせています。子どもの発想や感性を尊重しようというコンセプトにはとても共感を覚えます。だって、子どもはおもしろい遊びを作り出すことの天才ですもの。

子どもは、ちょっと危ないことをしたり、冒険することが大好きです。私も子どもの頃は、崖の上から自然の木づたにつかまってターザン遊びをしたり、わざと水たまりに飛びこんだものです。ケガもたくさんしました。今の、特に都会の子どもたちは、そんな経験はなかなかできないでしょうね。

試してみることや冒険することで、自分の力を実感し、自信をつけたり、さらに挑戦してみたり。俊敏さや体力もつきます。でもなにより、子ども時代は、友だちと群れて遊ぶことが楽しくてしかたないのです。

実は、大田区にもプレーパークがあるのです。中央五丁目公園は毎週、水曜日2時半から5時まではプレーパークになるのです。小学生を中心に大勢の子どもたちが群れをなして遊びにきています。地域のお母さんたちがはじめた活動です。

どろんこ広場では、水と泥で思いっきり遊べます。私が行った日は、プレーリーダーのもとで、小学生たちがのこぎりや釘、金づち、使って木工をしていました。そのわきでは、コマ回し、その隣では、ドラム缶を縦半分に割ったかまどに火が起こっていて、子どもたちがマシュマロを火にかざしています。お芋をアルミホイルにくるんで、火の中にいれて「焼き芋」ができるのを待つ子どももいます。火の周りを数人の大人と子どもが取り囲んで、楽しげなおしゃべり。

ここは、いろいろな世代が集まって、自然なコミュニケーションが生まれる公園。人なつっこい子どもが多いのは、この公園では、人への安心感と信頼感も自然と育まれているからでしょうか。温かい大人の見守りがあって、友だちがいて、思いっきり遊べる公園はとても貴重なものだと思います。

「もっと遊べる五丁目公園の会」
2002年から、区民と行政の協働事業として「大田区ふれあいパーク活動」が始まり、中央五丁目公園の運営は「もっと遊べる五丁目公園の会」が委託を受け、プレーパークの運営もここが行っています。公園内にある物置には、砂場の道具もあるので、乳幼児の方もぜひ遊びにきてください、プレーリーダー、遊びのボランティアも大募集とのことでした。
事務局連絡先 03−3775−3791