“3S”って? 「日本の政治家、しっかりしてください」のメッセージ? 久原小学校「久原フェスタ」

2013年2月23日 23時11分 | カテゴリー: 子ども, 政治, 教育

今日は、久原小学校「久原フェスタ」に行きました。 子どもたちが各学年ごとに、テーマを掲げてそれに沿った活動や研究を積み上げてきたものの発表の場となっています。といっても観客はただ見たり、聞いたりではなく、参加型なのです。
校内に入ると、「討論会に参加してくださ~い」などという呼び込みが聞こえてきて、ここは、小学校なのか?とびっくりしてしましました。

 「世界の平和を考える」  「日本の輸出入・TPP・領土問題・外交問題・考察」
「びっくり」は続きます。6年生の教室に行くと大きなテーマは「ずっと地球と生きる」。 私の入ったブースのうちの一つは、「世界の平和を考える」というチームの発表で「日本の輸出入・TPP・領土問題・外交問題・考察」という流れの、日本の外交の現状と課題のプレゼンテーションでした。
まず、日本の輸出入について。日本の輸出入の物品別の割合をしめした円グラフ。日本は中国・アメリカとの貿易が最も多く、中国からは、機械・衣類の輸入、アメリカからは、機械の他、とうもろこし、小麦などの食品が多く入ってきているとのこと。この項目のまとめでは“輸入に頼りすぎないことが大切ではないか”“食料自給率を上げた方がよいのでは”と。

TPP参加の是非については、メリット(関税がなくなり、輸出がしやすくなる、物の値段がさがる)、デメリット(食の安全性の低下、日本の農作物が売れなくなる等)の解説をつけて6年生全員にアンケート調査をしたそうです。
結果は反対51、賛成49。それぞれちゃんと理由をつけての賛成反対意見であり、6年生が自分でしっかり考えた結果であることがわかりました。

領土問題では尖閣諸島・竹島・北方領土、3か所の歴史的背景の説明ののち、では外交をどうするか、“自国の利益ばかりをいうのではなく、友好を大事にするべき”“はっきりした主張をすべき”と2人の発表者がそれぞれの意見でまとめていました。

 3Sって?
最後が、「考察」という項目です。大事なことを決めるのは政治家なので、政治家にはしっかり考えていってほしいと。日本の政治家の欠点まで教えてくれました。それが、3Sなのだそうです。(下記参照)

発表が終わると観客に意見や感想を求められましたが、どの大人も感心しきり。

日本の現在の中心的な問題に果敢に取り組んで、“考えた”子どもたち。きっとこの子どもたちは、これからもずっと考え続けていくことでしょう。本当は、大人が、日頃からしっかり考えて、議論をしてもよい大事な問題なのですけどね。
さて、先生に「このテーマは難しすぎるのではないか。政治的な発言は参院選を控えていることもあり、デリケートな問題ではないか」と聞いていた人がありました。すると先生は、「まず、子どもたちが“考える”ことが大切だと思っています」と明快に答えてくれました。
今日は、教育の大事な役割の一つを教わったように思います。“考える人を育てること” 日本の将来がかかっていますものね。
子どもたちの作った「考察」、手帳に貼っておこうっと。

【考察】

政治家に真剣に活動してもらい、3Sを少しでも減らす。                                                →3Sを減らすことができれば、領土問題などの解決に向かうことができるかもしれない。
■国民と政治家が一体となって政治を行う。                                                                       →もっと政治のことを国民が知り、積極的に政治に参加する。
■だれもがよりよい国をつくるという“やる気”をもって 政治を行う資源問題では輸入先の国を増やす                                                                                                               →他の国で何か起きても輸入を続けることができる

 日本の政治家の悪いところ 3S”とは

 スリープ:眠る(議会中ということかな?)                                                                            スマイル:笑ってごまかす                                                                                                     サイレント:はっきりと発言しない、主張しない