「大田区一般会計補正予算(第6次)」への反対討論

2014年3月12日 19時58分 | カテゴリー: 政治, 税金

2月20日から始まった第1回定例会、7日は、提出された議案に対して議決をする日でした。
30あまりの議案は、区長から提出されたものですが、2本は議員提出議案でした。
それぞれの議案は、付託された委員会で審議をされ、最後に、その審議の報告・結果を聞き、また賛成討論や反対討論を聞いて、最後に採決をするという流れです。私は、30のうち、12の議案に反対しました。
うち、4つの議案について、討論をしたので、ご報告します。
まず、「大田区一般会計補正予算(第6次)への反対討論です。
大きな問題は、予想よりたくさん集まった「国民健康保険料」6億7千万円が一般会計に繰り入れられ、他の一般会計で余った諸々のお金といっしょに、一端、財政基金に入るのですが、今回、それが取り崩され、公共施設整備資金積立基金40億円に回ってしまっているということです。
毎年、国民健康保険料は上がっています。来年度もまた値上げの予算立てがなされています。足りないからと言って、値上げをするほどなのに、余ったからといって、施設整備にお金を回すのでは納得いかないですよね。
以下に討論全文をご紹介します。


第5号議案、平成25年度大田区一般会計補正予算(第6次)と第6号議案、大田区国民健康保険事業特別会計補正予算(第2次)に反対の立場で討論いたします。
今回の補正予算では、保険料の補正額が673,615千円ですが、これは、収納率を低く見積もっていたこと、収納率が予想よりも上がったことが要因だということです。それに伴って、一般会計からの繰入金が864,564千円の減額補正となりました。
国保料は、国保加入者の減少、後期高齢者制度への移行により、被保険者数の減少、そして医療費の増加や、介護分も増加していますから、毎年のように、保険料が上がっています。
国保料は、社会保険のように会社との折半でもなく、収入に対する負担率が最も大きく、これ以上上昇することは問題であり、本来は、制度の見直しが必要です。
今回の補正(増収)は、もちろん収納努力もあったでしょうが、区民も身を削る思いで、納めた保険料です。余ったからと言って、それが、そのまま一般会計に繰り入れられ、財政基金取り崩し分の32億48,189千円と合わさって、公共施設整備資金積立基金40億円になってしまうのであれば、保険料として納めた区民を裏切る形にはならないでしょうか。収納率の見積もりを精査するとともに、余った分は、今後できるだけ保険料を増額しないでも済むような基金にするなど、工夫はできないものでしょうか。また来年度も保険料の増額を予算立てしています。それならば、なおさら今回のような保険料の増収分は、区民に還元されるべきです。

補正予算の40億円もの公共施設整備資金積立基金が、職員の削減や余った保険料から回っていくのであれば、区民サービスの低下に、つながることが危惧されます。必要な公共施設整備資金積立基金は、当初予算で、計画的な施設整備を示し、審査を仰ぐべきではなかったでしょうか。
以上のことから、平成25年度大田区一般会計補正予算(第6次)と大田区国民健康保険事業特別会計補正予算(第2次)に反対いたします。