女性に対する重大な人権侵害発言を行った議員の辞職を求める声明

2014年7月9日 16時06分 | カテゴリー: 女性, 政治

大田区議会女性議員は(残念ながら全員ではありませんが)、都議会のセクハラやじに対しては、厳しい処分によって、事の重大さを確認するべきという考えで、声明を出しました。

以下です。


女性に対する重大な人権侵害発言を行った議員の辞職を求める声明

東京都議会2014年第二回定例会において、女性議員の発言中に「早く結婚した方がいい」「産めないのか」などの不規則発言が発せられた。このような発言は女性に対する重大な人権侵害であり、絶対に許されることではない。

 「早く結婚したほうがいい」との発言については、発言があってから5日後、大田区選出の鈴木章浩議員が、自らの発言であることを認め謝罪した。しかし、同議員はマスコミのインタビューに対して、一度は「私じゃない」と全面否定していた。

同時に今回の問題は、鈴木章浩議員一人の問題で終わらせることはできない。「産めないのか」などの出産にかかわる不規則発言については、発言者等も明らかになっていない。

自民党が鈴木章浩議員には辞職を求めず、「産めないのか」などの不規則発言は、発言者を確認できなかったとしたことや発言者を特定しないで、「再発防止」「信頼回復」に努める
だけで、幕引きを図る都議会の姿勢に、国民や国内外のメディアから批判が広がっている。

多くの都民の方々から、女性に対する人権侵害発言を公然と行うような者は都民の代表としてふさわしくないとして、議員辞職をはじめ、東京都議会に対して厳しい処分を求めるとともに真相解明に全力を尽くすべきだとの声が多く寄せられており、これらの都民の声は当然である。

よって、大田区議会女性議員は、鈴木章浩議員の辞職とともに「産めないのか」などと発言した議員についても自ら名乗り出て潔く辞職することを強く求めるものである。

又、 東京都議会として、引き続き今回の不規則発言問題の徹底解明を図るとともに、この事態を重く受け止め、二度とこのような事が起こらないよう、言論の府にふ さわしい東京都議会を確立し、本来あるべき議会制民主主義への信頼回復に向け、誠心誠意努めることを求めるものである。

2014年6月27日

大田区議会女性議員
*大田区議会民主党・新生会 森 愛   
*大田区議会緑の党 野呂恵子
*大田・生活者ネットワーク 北澤潤子
*日本共産党区議団 清水菊美 金子悦子 菅谷郁恵 和田正子


私も以前、「飽和脂肪酸の過剰摂取が成人病やある種の癌に関わるのではないか」、というようなテーマの質問中に、自身の乳がんの 経験を話したら、笑い声が起こったので、驚いたことを覚えています。なぜ、笑われたのかが全くわかりませんでしたが、悲しくなったのと混乱させられたこと だけは確かです。

昨日、7日の緊急集会でヤジに内在している問題の一つに「政治的攻撃」(*注)というものがありましたが、なるほど、そういうことなのかと教えられました。私の場合も、本来なら、抗議をしてもいい事柄だったのでしょうが、当時は、自分の中で理解・整理ができていませんでした。

日本は、なぜ女性議員が少ないのか。
男性社会の中で圧力を受けるので、どう自分を表現していってよいのか、難しさを感じることも、一つの要因かもしれません。


*注)民主主義に反する「政治的行為」
・民主主義の基盤に関わる問題、本来の精神の自由・行動の自由を封じ奪うもの。持てる力を発揮できなくさせる。(議会は、自由な議論ができる場のはず)
・個人へのセクハラであると同時に、塩村議員の言動を茶化し、その活動を無力化する政治的行為、女性一般に対する政治的攻撃。