“空気に呑まれていたら、いつの間にか戦争になっちゃうよ” 藻谷浩介さん講演会より

2015年3月11日 13時43分 | カテゴリー: 平和, 政治, 産業, 税金

日本人、目を覚ましていよう!
“空気に呑まれていたら、いつの間にか戦争になっちゃうよ”

藻谷浩介さん(日本総合研究所調査部主席研究員)の講演会を聞きました。
著書「デフレの正体」で、“景気の動向は、人口減少や高齢化が原因”だとデータから現実、実証の世界を見ることの重要性を教えてくださった方です。

デフレの正体  経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)
(2010/06/10)
藻谷 浩介

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数々のデータを示してくださりながらのご講演、濃密なお話しでしたが、私の理解から少しご紹介いたします。

“空気に呑まれていたら、いつの間にか戦争になっちゃうよ”

聞きかじったことを鵜呑みにして、調べたり、考えたりしなかったら、気が付いたら、戦争になっていたということになりかねない。一つ一つ、データを見ながら、確かめていくことで、真実を知っていく習慣をつけないといけない。

データを読んで、真実を知ることで、正しい政治判断

た とえば、原発再稼働が必要だという人の理屈に、火力発電所だのみだと石油代金がかかるから、というのがあります。それならば、福島原発事故後、原発が止 まってから対中東の貿易赤字はグンと上がってないとおかしいですが、上がっていません。2011年と2012年では同じ10兆円。 2013年に14兆円 になっていますが、この増加の原因は原発停止ではなく、輸入単価の上昇、つまり円安が原因で上がっているのです。

私たちは、どこか、原発 再稼働もしかたがない?と思わされていませんか。真実を知ると全くそんなことはない、ということがわかるというのが、藻谷さんの教えてくださっていること です。「本当かな?」と疑ってみること、本当のことを知ろうとする姿勢が今の日本人には、とても欠けていて、危ないということです。統計はインターネット でいくらでも見ることができるのですから。

女性が働きやすい社会を

景気のことでは、“所得と消費は就業者数に連動している”ことから、働く人を増やすことが大事だということがわかる。現在、日本の生産年齢人口の70%しか働いていない。あとの30%はだれか?女性や障がい者の雇用をもっと増やすこと、賃上げをすることが重要です。

日本はどこから稼いで、どこに貢いでいるのか

日本の2012年の国際収支を見ると、貿易黒字の国は、アメリカ、台湾、韓国。
貿 易赤字の国は、サウジアラビアなど中東、オーストラリア、マレーシア、インドネシア、フランス、イタリア、スイス。中東に対しては、27兆円もの赤字で、 しかもかなりの財政支援をしている。今回の安倍首相の外遊でも総額25億ドル、日本円にして850億円。大盤振る舞いの原資は私たちの税金なので す・・・・本当にそれでいいのか。

目を覚ましていよう

日本人は、怒らなくていいのか?
空気を読む人ばかりでは、危ないですよ!
政治の問題点を指摘する人が圧倒的に少ない。これは危ないこと。
原発訴訟、人権が、法律がないがしろにされていませんか。
法律は、人間のインフラ。これが崩れたら、社会の崩壊につながる。
「円安」と「金融緩和」、そしてアベノミクスは大問題。
データから、問題の原因を考えよう。