日本は世界第3位の森林国って知っていますか。 感性を育む木のある暮らし「木育おもちゃ講座」  

2016年1月15日 07時45分 | カテゴリー: 子ども, 市民活動, 環境

中央5丁目「さいとうさんち」にて、感性を育む木のある暮らし「木育おもちゃ講座」が開催され、行ってきました。
            
国土の68%が森林。この森林率、フィンランド、スウェーデンに次いで世界第3位だそうです。しかし、日頃、私たちは森林や木を意識して生活しているでしょうか。

日本の森林面積と森林率

14日、「木育おもちゃ講座」(講師:東京おもちゃ図書館・曾我部晃さん)を受講、豊かな木の世界を知らないのはもったいないことだとつくづく感じた講座でした。
小さな子どもを持つママたちも熱心に講義に聞き入り、また夢中になって木のおもちゃで遊んだ、木の魅力に魅了された楽しいひとときでした。講義から少しご報告を。

 

 

 

 

 

 

積み木遊びをしてからの講義

日本の森林の現状

日本はボルネオやインドネシアから木を輸入し、国内の森林を放置している。
放 置すると、森が暗くなり、陽があたらないところが増えて、木は弱り倒木。土壌が流出し、山が疲弊。木を切らないことは問題で、しかも杉の花粉は副産物。 50年前に植えられた杉の木はちょうど今が取り時、活用すべき時。ボルネオ、インドネシアの貴重な熱帯雨林をはげ山にするのではなく、国内の森林を活用す べき。

日本の木の文化

日本人の氏名に、松、杉など木の名前が多く使われているのは、木に関係した仕事をしていたからではないか。木の中で暮らし、木は生活文化だった。

何の木でできているか知っていますか。

・げた・・・ほう
・くし・・・つげ
・おひつ・・さわら
・しょうのう・・クスノキ
・まな板・・・・いちょう

木のおもちゃの良さ

スティッキーズ(ドイツ)

色分けして太さもいろいろのスチィックの束をわっかを利用して立たせ、順番にそのスチィックを1本ずつ抜いていき、倒した人が負け。ルールはごく簡単で、何人かで遊ぶうちに盛り上がり、打ち解ける。親子で遊ぶのにも適している。
木のおもちゃのよい面は、人肌に近い温かさや温もりの感触。
子どもは木のおもちゃの時、落ち着いて遊ぶ。木のボールプールに赤ちゃんを入れると泣かない。数値化はまだされていないが、木の効果はきっとあるはず。

 

 

 

 

 

 

ゲーム:スティッキーズ

積み木
大人が没頭して遊んでいると子どもはそこから刺激を受ける。機械ゲームとは違い、外にはっきり見えるから、人に影響を与える。

 

 

 

 

 

 

 

それぞれが思い思いに積み木を使って何かを創りました。
ひのきの香りがよかったです

木育

2006年に北海道で生まれた言葉。
コンセプトは「木とふれあい、木に学び、木と生きる」
森の国に住んでいるのだから、木とふれあう感性、人格の中に木と通じ合うものをもっているはず。

森に行ってみよう

自然体験を家族で。家にある積み木を指して、「このおもちゃのお父さん、お母さんに会いに行こう」。日野原村の都民の森。

ウッドトーイキャラバン

講師の曾我部さんは、3トン車に300種もの木のおもちゃを載せて、日本全国をまわりながら、木の良さを全国の親子に伝えている。木のおもちゃの即席美術館でもあるが、木で徹底的に遊ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

さいとうさんちの2階。木のおもちゃがあったから、
ママたちの講義の間、もくもくと遊んでいられました

 

 

 

 

 

 

 

木のおもちゃいろいろ

 


日 本人はもともとある日本の良さを自ら捨ててきてしまっているのではないか、豊かな木の文化が、私たちの生活に潤いを与え、心身の健康をも支えてきてくれた のではないか、講義を終えてから、そんなことを感じました。森が疲弊しているのをなんとかくい止めなくては、間伐材で積み木など、どんどんおもちゃを作っ たらいいのに、など心はすっかり森の中にとんで行ってしまっていました。

 

 

 

 

 

 

講師の曾我部さんと