公共事業はなぜ、自然破壊をするのか。なぜ、無駄な金を使うのか

2016年4月6日 09時29分 | カテゴリー: 政治, 環境

なぜ、自然破壊をするのか。なぜ、無駄な金を使うのか。

公共事業の暴走ストップ!
人権破壊・自治権剥奪を許さない!!

4月5日、衆議院議員会館の大会議室で開催された上記のテーマの集会に参加しました。
報告を聞いているうちに“一体この国はどうなっているのか”、と怒り心頭。
計 画が高度経済成長時代、人口増加時代に立てられたとしたら、時代の変遷で状況が変わったのだから、それに応じて、事業の見直しをすべきではないのか。国民 の血税を工事事業者・企業に垂れ流すままでよいのか。日本の美しい自然を平気で破壊し、国民不在のままに不要な公共工事を行おうとする横暴。2010年、 民主党が事業仕分けで、次々と大型公共工事をストップさせたときは、喜んだものでしたが・・・政権が変わると、元に戻ったのでした。

石木ダム、江戸川スーパー堤防、横浜環状南・東京外環道、辺野古、諫早開門、リニア新幹線湾の報告がありましたが、うち2つを簡単にご紹介します。

【スーパー堤防整備事業】

起業者:国土交通省・江戸川区

■事業概要
1980年代から始まった事業で、当時は住宅不足解消と公共事業残土処理解決を目的にする。江戸川区は、江戸川区内河川沿岸すべてをスーパー堤防化する方針を策定。2010年内閣府行政刷新会議の事業仕分けで、「廃止」の判定。が、2011年以降、次々と事業決定。

■スーパー堤防(高規格堤防)事業とは?
普 通の堤防とは違い、川岸から堤防の高さの30倍(200~300m)も盛り土をし、その広い堤防の上に自治体等が「まちづくり」を行うというもの。期間は 200年、費用は総事業費2兆7千億円、特に「まちづくり事業費」は区の財政負担となり、約9千億円といわれる。問題は他に、住民排除、町と自然破壊。堤 防地盤の沈下や安全性・耐振性が保障されていない。不要な理由は、“必要理由が見当たらない”こと。

【横浜環状南線

起業者:国土交通省・NEXCO東日本(株)

■事業概要
事業化1988年、都市計画決定は1995年。横浜市の中心から半径10~15km圏の環状高速道路(全長40km)の南西部分をなすもので、全長8.9 km、6車線の高速道路計画。事業費4720億円。

■不要な理由
・並行して走る地方幹線の環状4号線の渋滞緩和は拡幅で解決する。
・緊急輸送路としての機能はトンネル部分が7割であり、災害時には不能。
・人口減少問題は顕在化。
・横浜市有数の自然破壊。
・軟弱地盤、トンネルのわずか30cm上に下水本管、きわめて危険と専門家の指摘。

 


 

不要不急の公共工事をするお金があったら、被災地に、社会保障に回してほしい・・・少子化と叫ばれているのに、子育てしやすい環境には程遠く、その日の食事にも事欠くような貧困問題が、今、この日本に起きていることを現政権はわかっているのでしょうか。

 

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