日本の食が危ない、輸入農産物の危険性 ~どうなってるの? 輸入農産物~

2016年11月26日 21時19分 | カテゴリー: 産業

11月24日 『大河原まさこの湧く湧くカフェ(大人の社会見学会)』に参加してきました。

これが輸入品の保管庫?と目を疑う光景でした。野ざらしではありませんが、ただ屋根があって、木箱が積みあがっているのです。なぜ外国から大量の保存料漬けの 大根を輸入しなければならないのか・・・単純な疑問が沸き上がります。できるだけ安く輸入し、保管にも経費をかけようとない業者、そして、食の安全を守ろ うとしない政府・・・私たちはまずは、自衛策を考えなければなりませんが、安全な食を追求できるはずの日本の農業を衰退させてはならないという思いを強く しました。

 

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主催者の大河原まさこさん

 

横浜港・山下ふ頭港湾、倉庫に輸入農産物の実態を見学、その報告です。
日本は食料自給率40%、先進国では最低であり、水産物でさえ、世界一の輸入国。私たちの台所に届く前、港にはどのように荷揚げされ、保管されているのか・・・港湾労働組合の奥村芳明さんに案内していただきました。

 

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講師の奥村芳明さん

 

保管は温度管理もない大きなテントのような倉庫(?)の中

広い倉庫群。その一つのテントに入ると天井が高く、開放的な空間にいくつかの山ができています。
ベトナム産の塩漬けのきゅうり、これは大きなポリタンクの中にぎっしり500キロほど入っていましたが、数年かけて使うとのこと。他にも中国産の大根、なす、葉トウガラシを見せていただきました、長期保存のために塩はもちろん、保存料が相当入っているとのこと。

というのは、温度管理などなく、真夏でもそのまま、冷蔵庫に入っているわけでもなく、木箱の中のビニールに入っている状態で無造作に積んであるだけなので、ネズミや鳥や虫が侵入してきてもよさそうですが、生き物は何もよりつかないそうです。

 

輸入した原料から製品化すると、原産国表示はどうなるの?

これらの農産物は、どうなるかというと安いお弁当の材料になるのはもちろん、○○漬け、などという加工品に生まれ変わります。中国産のワラビが新潟県や福島 県、岐阜県に運ばれ、地元の物産、お土産として売られることも当たり前のように行われているそうです。しかも原産国表示は、加工を施したところでよいとさ れているので、本当の出自はわからないようにできるのです。

 

残留農薬・成長促進剤・保存料・・・の影響は?

数年前のものでも、色や香りはいかようにもつけられるとのこと、製品化するにあたり、塩+薬漬けの農産物だとしたら、人体への影響はいかばかりでしょうか。

実際、農薬を食べたサルの中に奇形の子どもがかなりの割合で生まれたとか(淡路島)、成長促進のために「ホルモン剤」を投与した肉を食べた子どもたちの第2次性徴が早まったとか(プエルトリコ)、報告がすでにあるのです。

 

輸入品が安全かどうか、検査体制に期待はできるか

現在の検査体制は、サンプルを抽出して行うモニタリング検査ですが、驚くべきことに、検査の結果が判明するよりも早く流通が認められているのです。

たとえば、2014年生鮮青唐辛子、残留農薬が基準値の10倍であったことがわかったときには、すでに全量販売済みでした。このことは、国会でも指摘があったにも関わらず、“国民を守る”体制には改めようとしないのが現政府です。

1995年までは、検査結果が出るまで流通を留め置く検疫検査でしたが、米国の緩和要求を背景に、食品衛生法改悪があり、モニタリング検査になったのです。

 

TPPではますます食の安全が脅かされる

輸入手続きの平均所要時間は現在92時間かかっているところ、TPPによると48時間通関制度が導入されようとしています。“無検査輸入”が懸念されます。

 


玉ネギ、かぼちゃ、ブロッコリー、ゴボウ、シイタケ、ショウガ、アスパラガス、ニンジン、カブ、エンドウ、ニンニク、ネギ・・・米、小麦、大麦、トウモロコシ、ソバ、大豆、菜種、・・・なんでも輸入しているのですね。

国の防衛を考えても、食料自給率を上げることが大事ではないでしょうか。兵糧攻めになったら、すぐ負けちゃうね、日本。