ハンドバイクリスト 永野 明さんのチャレンジ

2017年6月5日 14時52分 | カテゴリー: 障害者福祉

ユニバーサル駅伝のゲストに永野明さんというハンドサイクリストが招かれていました。めずらしかったので、「ハンドバイク」について説明をしていただきながら、じっくり見せていただきました。

普通の車椅子に自転車の前半分の車体を取り付けた感じで、ハンドルを回すことで(手漕ぎで)前輪を動かす仕組みになっています。ギアの切り替えは48段もあり、時速30~35キロのスピードが出るそうです。永野さんのものはドイツ製。日本製のものもあるそうですが、まだ国内ではこのマシーン自体あまり普及しておらず、300~400台しか出回っていないとか。

 

 

 

 

 

 

 

ハンドル部分・車いすとの接続部分

またパラリンピックの正式種目であるにも関わらず、日本はまだ選手団を送り出すほどの力は持っていないそうです。

 
永野さんのチャレンジ人生・道を自分で創る

永野さんは足が少し不自由ですが、歩けないわけではなく初めは普通の会社勤めでした。ある日、24時間テレビを観ていて、ハンドバイクで100キロ走行した人を見て、自分も挑戦しようと思ったそうです。まず、ハンドバイクを手に入れるために、ドイツのメーカーに日本で普及させたい、と“社会的意義”を訴えて提供してもらい、東京・福岡間1200キロの走行を成功させたとのこと。自宅の王子から職場の秋葉原までもハンドバイクで通ったそうです。

すっかりハンドバイクに魅せられた永野さんは、スポンサーでもある現在の職場に移り、社員として働き、所属選手としても活躍しているそうで、ハンドバイクでの日本縦断や広島・長崎間など数々の記録を作り、年数回は、ハンドバイクのレースにも出場するそうです。

奥さんとスーパーに行くと重たいものはハンドバイクに載せて楽々運べるそうで、日常的にも便利だとのことです。

 

パラリンピックの競技にハンドバイクの日本選手を!

永野さんが乗り始めてから12年になるそうですが、まだまだ、日本ではめずらしいようです。どんな車椅子にも取り付けられるし、なによりスピードを楽しめ、世界が広がるのではないでしょうか。2020年のパラリンピックには日本初のハンドバイクでの競技出場ができるといいですね。風を切って走るハンドバイクは見ていても爽快で、人の生み出す技術のすばらしさにも感動します。

永野さんは、なんとプロレスの選手でもあるそうです。

自分の価値は自分で創る!

そんな言葉がうかぶような人生の挑戦者、開拓者にお会いできて、いい一日でした。

 

 

 

 

 

 

永野さんといっしょに