第15回こども笑顔ミーティング 「世界の子育て 保育を知る旅」のご報告

2017年8月2日 16時19分 | カテゴリー: 子ども, 子育て支援, 都市環境・子ども

日本の保育
「子どもを尊重する、子どもの主体性を大切に」といいながら、
実際は大人が子どもを管理し、動かしているのではないか

 

久保田修平さんはそんな“もやもやした思い”から「世界の保育を見てみたい」と思い立ち、妻の知美さんと2年間の世界一周の旅にでかけました。

今回の「こども笑顔ミーティング」は若い(30代の)保育士が、世界の保育を観る中で感じたことを話してくださり、みんなで日本の教育や保育、そしてその土壌を考え合うひと時をすごしました。冒険が人生を豊かにするということを教えられました。

第15回こども笑顔ミーティング
「世界の子育て 保育を知る旅」

7月30日「キッズな大森」にて

 

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<旅に出るわけ>
□保育のもやもや
「子どもを尊重する、子どもを主体的に」といいながら本当にそうか?
保育者や大人がこどもを管理している
□本当の豊さってなんだろう?
本当にこれが自分の求めている生き方なのか?
□自然を体感したい
自然を存分に身体で感じたい

 

<旅の概要>
2015.4~  フィリピン語学留学
6~  世界一周スタート

ヨーロッパ⇒カナダ⇒アメリカ⇒メキシコ
600日間 25カ国
保育施設の視察とボランティア・海外在住日本人保護者へのインタビュー
イタリア、ハンガリー、デンマーク、ドイツ、オランダ、イギリス、カナダ 、メキシコ キューバ フィリピン、ペルー、アルゼンチン、インド、タイ、ニュージーランド

 

<様々な保育・教育の方法>
モンテッソリー、シュタイナー、イエナプラン、森のようちえん、テファリキ、コダーイ

全体的な特徴
・保育:縦割り、自発性を重んじる、自然体験、自由
・保育者:社会的な地位が高い、専門性が高くよく学んでいる、自分らしくラフ

保育者のゆとり
デンマークの森の幼稚園では保育中に保育者がコーヒーを飲む。ゆとりがあり、自然体。
→日本では考えられない。常に子どもを見ている(監視している)
働き方がちがう、夕方4時が帰宅ラッシュ、週末もあるもので過ごす
→日本人、忙しすぎるのでは? 日本人、週末はどこかに出かける。

今の日本の保育事情:いきなり「園長募集」とは?保育園を作っても、保育の質はどうなる?

ブタペストの保育主事から、日本の保育は30年遅れている、と。
日本の保育は軍事的、個より集団を大切にしている、ヨーロッパは、個の自由や個の幸せを大切にしている。

 

<日本の保育への提案>
・枠を広げる、
・子どもを信じて待つ、
・保育者がゆとりをもつ、
・保育者の専門性を高める→論理的に話ができるように、総合性、人間性

 

<幼少期の大切さ>
根っこを育てる時期→自分の好きなことをとことんする、遊びこむ→自尊心
愛のある家庭を育む
自分はどうしたいか、を問う保育(日本は周りに合わせる保育)

日本のしつけは素晴らしい(マナー・気配り・日本人のイメージは良い)
不登校→こどもが学校に合わせなくてよい、あなたが悪いわけではない、「ちがう学校にすれば」→気持ちが楽になる

自分を知る 足るを知る
知ることは感じることの半分も重要でない(レイチェル・カーソン)

 

<旅とは>
自分を知ること
世界には必ず同じ思いの仲間がいる
レールをはずれることで見つけるものがある


久保田さんは現在、遊びを重視する保育園に復職しています。
世界は広い・・・、自分の保育にモヤモヤしている人は冒険に出るのもいいかも。
さもなければ、久保田さんの話をぜひ聞いてみてください!