遊びは生きる力そのもの 自由に遊び、創り出していける場所・プレーパークとは? 

時間を忘れて、おもいっきり遊んだり、冒険したり、仲間とはしゃいだり・・・そんな子どもの頃の経験は大人になっても宝物ですよね。今は、なかなかそういう遊ぶ場所がないですね。

そんな中、川崎市は2000年「川崎市子どもの権利に関する条例」を作り、その27条「子どもの居場所」という項目で「子どもには、ありのままの自分でいること、休息して自分を取り戻すこと、自由に遊び、もしくは活動すること、または安心して人間関係をつくりあうことができる場所が大切であることを考慮し、市は居場所についての考え方の普及並びに居場所の確保及びその存続に努めるものとする」とうたっています。

川崎こども夢パークはこの条例の具現化のために作られたのだそうです。10,000㎡の敷地の中には、どろんこになって遊ぶことのできるところやのこぎりを使って木工を楽しんだり、かまどで火をおこして傍パンを焼いたり・・・創造的な遊び、失敗も含めてチャレンジすることを奨励しているのです。失敗をも乗り越えていく力を養っていくのが、遊びであると・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

不登校になった子どもたちの居場所も、高校生たちがバンド活動をすることのできるスタジオもあるこども夢パーク。

川崎こども夢パークってどんなところでしょう。

川崎子ども夢パークの西野さんが、1月28日、池上会館で開催される「子ども笑顔ミーティングシンポジウム」に来てくださるそうです。

 

子どもの居場所というものをみんなで考えたいですね。

※クリックでPDFが見られます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幼稚園に勤務していた時の経験です。子どもたちが転んだとき、おでこを怪我したり、歯を折ったりすることがめずらしくなくなりました。とっさに手が出ないのです。もしかしたら、幼稚園に入るまでに“転ぶ経験”をしたことがなかった?ひょっとして思いっきり走り回ってこなかった?
ちょっとでも広い場所があれば、走るのが子どもです。ぶつかったり、つまずいたりして、転びながら、転び方を覚えていくのです。とっさに自分で自分の身を守ることを身に着けるものです。ころぶ経験、とことん試してみる経験、完成した喜びを味わう経験、けんかする経験、くやしい経験・・・どれも大切な成長への栄養なのです。

子どもたちは、自由に遊ぶ体験が足りているでしょうか?
遊ぶ環境が貧しいために、子どもたちの成長が阻害されていないでしょうか? 
子どもたちのエネルギーの発散場所はあるでしょうか?
“危険察知能力・自己防衛能力”はだいじょうぶ?
“ちょっと難しいことにも挑戦しようとする意欲”はだいじょうぶ?