大田区景観まちづくり賞受賞 授賞式(5月30日:アプリコ小ホール)『CROSS CLUB』

2018年6月1日 09時17分 | カテゴリー: 市民活動, 都市環境

CROSS CLUB “社会に向かって開かれた家にしたい”

昨年から始まった「大田区まちづくり推進部 都市計画課」主催のこの催し。大田区の魅力あふれる景観を区民が探し出すという催しで、応募の写真から選考委員が選ぶというものです。

第2回大田区景観まちづくり賞審査結果について

歴史的な建造物や建築家の思想が伝わってくる近代建築など、様々な角度から選ばれた建築物にはどれも独自の物語を感じさせられます。

 

 

 

 

 

 

 

表彰式

 

今年、街並み景観部門は6つ、景観づくり活動部門が2つ受賞しましたが、そのうちの一つ、街並み景観部門を受賞した山口文象自邸の“CROSS CLUB”をご紹介します。(久が原4-39-3)

近代建築運動の旗手でモダニズム建築と和風建築の名手であった・山口文象氏(1902~1978年)の自邸で、現在、ご子息の勝敏さんが住まわれています。独特な屋根傾斜で一見閉鎖的ですが、中に入ると広々とした樹木の緑が心地よい中庭が部屋との一体感をもっています。

 

 

 

 

 

 

 

クロスクラブ

 

1階はコンサートホールやサロンとして開放され、人々が交わる場所として地域に親しまれています。勝敏さんはピアニストであり、オルガニストでもあるので、時々コンサートや音楽セミナーを開催されています。

 

 

 

 

 

 

 

1階、サロンの中

 

お父様の山口文象氏はこの家を“社会に向かって開かれた家にしたい”と願い、若き芸術家たち、若者の集えるサロンとして若者の背中を押す役目を果たす家にしていたということです。“CROSS CLUB”という名には、山口文象氏がクリスチャンだったことから“イエス・キリストの十字架”“人の交わり”という意味を込めたそうです。

昔は、私が以前勤めていたこひつじ幼稚園の子どもたちに中庭のプールを使わせてくれていたとのこと、地域に開かれた家だったことがわかります。

先日、ご子息、山口勝敏氏(東京芸術大学作曲科出身)のピアノ・オルガンコンサートに行ってきました。優しく美しい音色、新緑の中庭でのティ―タイムは心安らぐひとときでした。

 

 

 

 

 

 

 

入口の看板

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私も友人たちと着物で出席

 

 

 

 

 

 

 

コンサートの後は中庭でティ―タイム

 

来年もまた、区内にすてきな景観を見つけてぜひ応募してみましょう!