ストレスをためない! 子育ての3つのヒント ~家庭教育の手引き~

家庭教育講演会(6月27日 アプリコ小ホール)が、講師に諸富祥彦氏(明治大学教授)を迎えて開催されました。

肩の力が抜ける楽しい講演会でした。子育てのヒントも時代によって変わるのですね。時代が大きく急激に変化している今、何を見据えて子どもを育てていけばよいのか、改めて考える必要があることを教えられました。“失敗して当たり前”という大きな気持ちで子どもを育てることが時代の荒波にも打ち勝つ子どもを育てることになるようですよ。

子育て3つのヒント

1. 安定した気持ちで子どもに接すること
“気分しだい”の子育てはダメ。
「私という存在はOKなんだ」と子どもが思えるように。
自己肯定感は生きていく上の土台

2.子育てのゴールは「幸福力」を育てること
親自身がハッピーであること。長期的な視野で子育てすること。将来、挫折したとき、立ち直れない子どもにしないために。“失敗を恐れるのではなく、失敗するのが当たり前”、“なんとかなるよ”。立ち直り力を育む

3.年齢と成長に応じて「子育てのギアチェンジ」をすること
●6歳まで  めいっぱい愛情を
●10歳まで 社会性を育て、しつけを行う。勇気づけ
●18歳まで 一歩離れて、子どもの「自分づくり」を見守る

6歳までと11歳以降(思春期)、子どもはお母さんに気持ちを受け止めてもらいたい。
→できるだけ家にいてあげよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“上手にストレス発散”

一人カラオケで、シャウトする。アロマの香りに包まれる。複式呼吸をする・・・

 

“決してしてはいけないこと” 10歳~

●ガミガミいう
●スマホをチェックする。取り上げる(プライドを傷つけてはダメ)
→初めから買い与えないか、ルールをしっかり決めておく
●「出ていけ」という
→本当に出ていく子どももいる!

 

“将来の就職や結婚も視野に、人間関係力を”

●家事ができるように
●フットワークの軽い子どもに
●弱音が吐ける能力は大事
→夫婦間で弱音を吐くモデルをみせる

 


講師の諸富先生は冊子「子育ての3つのヒント」(大田区教育委員会事務局 教育総務部総務課)を監修されています。

 


お知らせ

親子でいっしょに笑おう。楽しい演劇を観よう!

「スモモもモモもモモタロウ」  

まだ席に余裕があるそうです。

 

対象:小学校低学年とその保護者50組
とき:平成30年7月7日(土)午前10時~11時30分
ところ:大田区立消費者生活センター2階大集会室
出演:大田区内を中心に童話劇や絵本の読み聞かせなどで活躍中の演劇ユニット「ウ学級」

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