ライフ・セキュリティへ  自由と可能性をすべての人に 自治体議員で政策作りワークショップ

2018年10月15日 09時08分 | カテゴリー: 政策, 活動報告

弱者を生まない社会へ

10月14日、慶応義塾大学で井出英策先生の講義を聞いたのち、様々な地域から集まった自治体議員で政策作りのワークショップを経験した。

 

 

 

 

 

 

 

慶応大学校門

 

 

 

 

 

 

 

井出英策先生

 

政党は違っても同じ課題意識が連帯の空気を生み、刺激的な、学びの多い時間だった。目先のことではなく、日本の大きな流れを俯瞰しながら、何が必要なのか、何が求められているのかを察知することの大切さを痛感した。

 

 

 

 

 

 

 

グループに分かれてワークショップ

 

所得が減って老後に不安を覚えている人が多くなってきている時代、「自己責任」という意識が強くなればなるほど、守り(貯蓄)に入り、消費は伸びない。新しい財源論が必要。銀行で休眠する預金が、直接、医療、教育、介護、子育てにまわれば、雇用も生まれる。

社会ニーズは、税による充足(生の保障)と公・共・私のベストミックス。

「弱者を助ける」から「弱者を生まない」へ。  “All for  All”

「人間を消費する経済」から「人間のための経済」に

 

 

 

 

 

 

 

政策を書き出す作業

 

例:明石市の奇跡

・所得制限の撤廃、徹底したサービス保障、社会的分断の解消
・第2子の保育園無償化、中学生までの医療費無償化
・児童相談所の設置、全小学校区へのこども食堂の設置
・バリアフリー支援、犯罪を犯した人たちへの更正支援
・本のまち明石=図書館、民間書店、児童施設、行政が一体化=人が出会う場作り
→人口の増大、出生率の増加、税収の増大という好循環

 

自治体の役割

コミュニティー機能強化と地域包括を一体的に
「サービス・プロバイダー」から「プラットフォーム・ビルダ-」へ


 

井出先生の話は何度聞いても時代考察に説得力があり、社会をよい方向に変えたいという情熱にあふれている。資本主義経済のもと、格差があるのはしかたがないが、分配の仕組みを変えることで、全ての人が尊厳のある生き方ができるようになる、という財源論からの話。そんなライフ・セキュリティ運動、ソーシャルイノベーションを起こそう、そして地域から新しい政策を実行していこうという呼びかけだ。

暮らしに役立つ政策を議員同士、意見交換しながら創り上げていく機会などなかなかない。同じ志をもつ仲間が全国にいることを感じて、勇気づけられた時間でもあった。

 

 

 

 

 

 

 

井出英策先生と