哀しい3億5500万円 「振り込め詐欺」を防ぐために

2018年11月3日 09時25分 | カテゴリー: 防災・安全

今年2018年度8月末までの「振り込め詐欺」の大田区内での被害額です。大田区は23区でも最も被害が多い地域とのこと。
今年になって108件の被害があり、5月には、1件で8200万円の被害もあったそうです。
昨年度は130件で2億8千万円でしたから、半年で昨年1年分を上回っていることになります。所属する「防災・安全対策特別委員会」での報告に大変驚きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

振り込め詐欺の手口の進化

被害にあった方の91.8%が「詐欺の電話がかかってきてもだまされない」と思っていたそうです。(都内在住60歳以上の方を対象としたアンケート結果)

それだけ、詐欺の手口が巧妙になってきています。もう息子を装った単純な「おれおれ詐欺」は少なく、公的機関を名乗って、もっともらしい説明をしてくるなど、手が込んでいるのです。
例えば、こんな電話です。

【1】区役所です。保険料の払い戻しがあります。ICチップのついた新しいキャッシュカードが必要なので交換します。

【2】○○銀行です。キャッシュカードが磁気不良を起こしています。係員が行きますので現在使用中のカードを渡してください。

【3】○○警察です。あなたのキャッシュカードが不正に利用されています。利用を止める必要があるので暗証番号を教えてください。

そして電話をかけてきた後、すぐにカードを受け取りに来て、被害者がどこかに相談する隙を与えないそうです。

【4】法務省の名を語り、訴訟を起こされているように思いこませる文言のハガキを送ってくることも。

「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ。この度、あなたの利用している契約会社から契約不履行による民事訴訟として、訴状が提出されましたことをご通知いたします。不動産の差し押さえを強制的に執行させていただきます。法務局管轄支局から」

そして「示談金」などの名目で現金をだまし取る詐欺が都内で急増しているとのことです。

 

詐欺被害防止のポイント

「カードをわたす」、「暗証番号を教える」などということはありえないと確認すること。
身に覚えのないハガキが届いたら、警察に相談を。

【対策】
1.電話には留守番機能を設定する
2.自動通話録音機を設置する

 

大田区・自動通話録音機を65歳以上の方に無料貸し出し

自動通話録音機は、相手に対して「この通話は振り込め詐欺被害防止のため、自動録音されます」というので、犯罪の発覚を恐れる人には効果的です。
大田区は65歳以上の申請のあった家に無料貸し出しをしていて、現在3500台設置されています。この数は23区ではダントツ、トップだそうです。
現在のところ、この録音機を付けている家での被害はゼロだそうです。
犯罪を遠ざけ、大切な財産を守りましょう!

自動通話録音機の無償貸与に関して

 

・大田区防災危機管理課生活安全担当
TEL 03-5744-1634

・消費者相談窓口 大田区立消費者生活センター
TEL 03-3736-0123


被害に会われる方の89%が女性で、そのうち70歳以上の方が93%だそうです。だまされたと知ったときのショックは大変大きなものです。離れて暮らしている親への注意喚起を含めて、度々連絡を取りましょう!