第3弾 車いす日記 「電動車いすの運転手になりました」  2019年1月13日~2月7日

2019年2月8日 10時08分 | カテゴリー: 都市環境, 防災・安全, 障害者福祉

最近、電動車いすに乗るようになりました。WHILLという製品で日本製。選んだ理由は、タイヤが太いこと。特に前輪の「オム二ホイール」というタイヤは道路をぐっと掴むような力強さを感じます。実際、5センチの段差も乗り越えられるとのこと。まだ実際はそんな段差は経験していませんが。今回は、車いすで感じる道路の形状に注目しました。
 

 

 

 

 

 

 

電動車いすの運転手になりました

 

 

 

 

 

 

 

WHILL

 

 

 

 

 

 

 

後ろ姿 バッテリーは100%充電で16㎞走行できる

 

 

車いすで道路を走行していて、「怖い」と感じることが度々あります。これからは超高齢化時代。車いすだけではなく、手押し車(高齢者用歩行車)の人にも配慮しなければならないでしょう。私も車いすに乗るまでは全く気が付いていなかった道路の形状。改善できるものとできないものがあるでしょうが、様々な視点からくらしやすい「まちづくり」を考えていく必要があるのではないでしょうか。

 

道路の問題

【1】歩道の真ん中に電柱

車いすは「歩行者」として歩道を通ることになっていますが、狭い歩道の真ん中に電柱が立っていると、車の往来の多い道路の場合は立ち往生してしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

歩道の真ん中に電柱(梅田坂)

 

【2】でこぼこ

工事のあとの傷跡でしょうか、でこぼこは車いすの走行にとってはコントロールを失いそうになる要注意個所です。

 

 

 

 

 

 

 

でこぼこ(大森北)

 

【3】亀裂(きれつ)

見えるでこぼこは覚悟して進むのですが、「亀裂」には気が付かないうちにハンドルを取られてしまうことがあります。進行方向に並行した歩道の中の小さな段差や亀裂はとても走りにくいものです。路上駐車の車をよけて道路の真ん中に出たときに、道路中央にあった亀裂にはまってしまい、ぐらりときたこともあります。

 

 

 

 

 

 

 

道路中央の亀裂

 

 

 

 

 

 

 

歩道脇の亀裂

 

 

 

 

 

 

 

歩道の中の小さな段差

 

【4】呑川沿いの橋部分の盛り上がり

呑川にはいくつも橋がかかっていますが、側道を走行していると橋の部分は高く盛り上がっていることがわかります。洪水の時に川を流れてくる流木などが橋で詰まってしまわないようにとの災害対策だと聞きましたが、車いすは車体を斜めにしながら、そろりそろりと走行します。

 

 

 

 

 

 

 

呑川沿い側道、橋付近の盛り上がり

 

【5】かまぼこ型の道路の形状

道路は水はけのためでしょうか、たいがいかまぼこ型に中央が盛り上がり、両側が低くなっています。そのため低い方に車いすが流れていってしまうので、まっすぐ走るためにはそれに抵抗しなければなりません。

 

その他

マンション入口の排水溝の蓋(グレーチング)
この溝にタイヤがはまってしまうと身動きが取れなくなるので、ここを渡るときは斜めに進めばよいと教えていただきました。この経験から私はタイヤの太い電動車いすを選びましたが、高齢者用歩行車のことを考えても、グレーチングの形状をもっと改良できないか、と思います。

 

 

 

 

 

 

 

マンション入口のグレーチング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細いタイヤだとすっぽりはまる

 

「怖い」と感じることはまだまだいろいろありますが、今回はここまでにしておきますね。