地方自治を考えるおおた実行委員会による「公開討論会」 3月9日(土)消費者生活センターにて

2019年3月10日 15時02分 | カテゴリー: 子育て支援, 政策, 都市環境・子ども, 障害者福祉, 高齢者福祉

来月4月21日は統一地方選挙の投票日。選挙年齢が18歳に引き下げられてから初めての統一地方選挙です。今回は特に区議会議員だけではなく区長選挙もあります。区民生活に直結する施策と予算を立てる権限をもつ区長。その責任は重く、時代と区民ニーズを読み取る能力が問われます。大事な選挙に多くの方に関心を持っていただくために「公開討論会」が開かれました。開催してくださったボランティアのみなさまに感謝いたします。

 

 

 

 

 

 

 

社会保障について話しているところ

 

区長予定候補者2名と区議会議員予定候補者12名がそれぞれの社会保障に関する政策を語りました。

 

 

 

 

 

 

 

登壇者の集合写真

 


 

さて、私の考える社会保障は

介護保険制度の課題・大田区は総合事業の開拓と予算付けを!

基本的な生活が守られることが社会保障。持続可能な制度作りに英知を結集すべき。
新空港線より生活へ、人への予算を。

2000年介護の社会化をめざした介護保険制度だが、給付抑制をからめた度重なる制度改正。2015年改正では介護予防給付のうち、訪問介護・通所介護を地域支援事業(生活支援総合事業)に移行するという大きな転換が行われる。大田区では昨年から要支援1,2の人のヘルパー派遣とデイサービスの人は最長1年で卒業(自立生活へ)させ、つまり打ち切りにして、あとは、地域支援事業へどうぞ、となった。

サポートを受けて現状を維持していた人を、そう簡単に自立生活に戻す、と考えてよいものか。現状を維持していくことで重度化を防ぐことになるのではないか。

卒業させられた人を受け入れるのが「地域支援事業」(総合事業)だとするとその環境は十分整っているのか。住民相互の支えあいといっても、区はこれまでサービスを提供できるような地域の社会資源を育成、支援、連携を図るということをしてきていない。

実際、デイサービスに通っていた人がこの3月いっぱいでサービスを打ち切られるといわれ、途方にくれている。体操を勧められても迎えにきてくれる車がなくては歩いていけない。

急ぎ、要支援だった人が今、何に困っているのかを調査して、それに応じてサービスを作ることに予算を使うことが必要。私が以前から大田区に要望しているのは区民の生涯学習の場。実家のある狭山では狭山市民大学を作り、市のさまざまな課題を市民が知り学ぶ機会がある。その中から仲間が集い地域課題を解決していくような起業もなされ、市との共同事業にもなっている。今は、地域の課題をどう知恵を合わせて解決していくか真剣に考えていかないとならないとき。

 

 

 

 

 

 

 

社会保障について話しているところ

 

子どもを社会の真ん中に

幼児教育・保育の無償化に際して、方向的には賛成だが「保育の質」が気になる。幼児期は人格形成期でもあり、愛情が注がれ、発達を促す環境があるかどうかはその子どもの将来に関わる。大田区では待機児対策ということで保育園がどんどん作られているが、100ある認可保育園のうち77園に園庭がない。外遊びは子どもの発達に大変重要。株式会社立が必ずしも悪いわけではないが、子ども本意ではない場合もある。いっしょうけんめい公園に連れていき外遊びをさせる保育園もあるが、安全に預かりさえすればいいんだと室内でばかり過ごさせている保育園もあると、心ある保育者からの訴えもある。保育の質を高めるための評価制度や指導をきちんとするべき。

児童虐待にみるように子育てが大変な時代。区内の虐待相談はうなぎのぼり。子育て支援は最重要課題。子どもにも学校や家でのストレスがある。子ども食堂が全国に広がったのは、居場所が求められているから。学校と家との中間にある児童館は貴重な地域の居場所。子どものSOSを受け止める場所でもある。しかし大田区は学童保育が小学校に移動するからと言って、48ある児童館のうち20館を閉鎖するという。

超高齢化時代、地域づくりと子どもを見守るまなざしのある大田区であってほしい。

 

 

 

 

 

 

車いすユーザーのあわちゃんと。
車を改造すれば、手で運転できることを教えてもらう。次なる挑戦