志茂田小学校、大田区初、小中の連携・交流を図るモデル校 内覧会

3月17日、西六郷にある志茂田小学校の校舎が完成したのでの内覧会に行ってきました。

 


 

 

 

 

 

 

門のところで

 

特徴は、隣接する志茂田中学校と合わせて3万㎡という広い敷地であること。区内では初めてその広い空間を活かして共有スペース(校庭、図書館など)を設けるなどして、小中で交流を図っていくとのことです。図書館に直接通じる外からの階段は、同じ中学校区の仲六郷小学校、西六郷小学校との交流も考えてのことだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

小中供用の図書館

 

 

 

 

 

 

 

外から図書室に上がれる階段

 

 

 

 

 

 

 

体育館

 

吹き抜けの明るい階段を挟んで校舎があるので開放的、広い廊下と引き戸になっている教室とは、一体的な広い空間を創り出すことができます。

 

 

 

 

 

 

 

玄関ホールからすぐの階段。吹き抜けで明るい。3階まで続く。階段にすわってコンサートを鑑賞できそう

 

 

 

 

 

 

 

教室は引き戸なので、広く開けることができる

 
デザインは木目調、また以前、大倉陶園があったことにちなんで緑を基調とした色調で21色の様々な「緑」についての説明も壁に書かれています。(緑をこんなに分類して捉える日本人の感性に、改めて感動します)

 

 

 

 

 

 

 

緑(常盤色)の説明

 

1階には地域の人が使える会議室や郷土資料館があり、地域の人との交流も図られるのでしょう。

プールは屋上になんと二つ。一つは中学生と高学年用の1m~1.1mの深さ、もう一つは低学年用で70㎝の深さになっているそうです。空が広く見えて気持ちのよい空間でした。

 

 

 

 

 

 

 

中学生と高学年用のプール

 

 

 

 

 

 

 

小学生低学年用プール

 

 

バリアフリーは完璧。どこにも段差がなく、エレベーター、だれでもトイレもあり、どこもかしこも広々としているのでストレスなく移動できます。車いすユーザーの子どもが入学してきたら、この学校でのびのびと勉強ができることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

ランチルームにつながった多目的室、ここは和室でお茶の炉も切ってある

 

ここには適応指導教室つばさ蒲田教室、ことばの教室、おおたっ子ひろばも入っています。
地域の人も乳幼児も通ってくる施設になるということですね。
小学校と中学校を中心に地域の人に愛される拠点となることを願うものです。
これまでプレハブでがんばって勉強をしていた子どもたち、明るい広々とした校舎にきっと歓声をあげることでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

これまで使っていたプレハブ校舎