区民の声を聴いているか  30本の「請願・陳情」、採択はゼロ。  大田区議会・第2回定例会

区議会だよりには、請願・陳情の結果は載っていますが、会派ごとの態度は載っていません。区民から「陳情のゆくえは?」と聞かれるので、会派ごとの態度を一覧表にしてみました。

提出された請願・陳情は内容に応じてまず各委員会に付託されて(回されて)審議されます。今回は全部で30本。まず委員会ごとに審議され、7本が継続審議となったので、それ以外の23本が本会議場での採決(多数決による)。
結果は、全て不採択でした。

 

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請願・陳情は区民からの「政策提案」であり、区民生活をよりよくしようとする区民の意欲の現れです。区民の信託を受けた区議会ですから、共に大田区をよりよくするつもりで、真摯に受けとめなくてはなりません。他の自治体では陳情を出した人が「意見陳述」をすることができる議会もあります。それができれば、理解が深まり、誤解が払拭される場合もあるでしょう。残念ながら大田区議会では文書のみの判断です。大田区議会では、毎回、ほとんどの請願・陳情が不採択になってしまうのですが、他の自治体ではどうなのでしょう?

請願・陳情の内容については、区役所2階の情報コーナーにある「請願・陳情文書表」で見ることができます。
過去の請願・陳情の審査結果については、こちらのページ⇒請願・陳情審査結果で、委員会での審議の内容は大田区ホームページの会議録検索システムで検索することができます。ただし議事録がホームページに掲載されるのは、議会終了後1か月半~2ヵ月後です。

委員会会議録の閲覧

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委員会も議会もどなたでも傍聴できますのでぜひ傍聴にいらしてください。区役所10階が受付です。

次回の議会、第3回定例会は9月12日(木)からスタートです。常任委員会が17日、18日、特別委員会が20日です。請願・陳情の締め切りは9月5日です。