要望書2つ 「特別定額給付、全ての人に支援が行き渡りますように」「民主的な議会運営を求めて」
二つの要望書(4月24日提出)
1、「特別定額給付事業に関する要望」
★特別定額給付、全ての人に支援が行き渡りますように
新型コロナウイルス感染拡大予防のための緊急事態宣言の中、仕事が制限され、収入が激減したなど、あちらこちらで、経済的な打撃が大きく影を落としています。
やっと緊急経済対策として、国民一人一律の特別定額給付金(10万円)が決定しました。申請書が世帯主に一括して送られ、給付金の振り込み先が世帯主になっているため、確実に個人に給付金が届くかどうかが危惧されるところです。
内閣府および総務省からは「DV被害者へ配慮した事務処理について」の連絡が自治体には届いているところですが、他にも虐待を受けている子ども、施設入所者など、配慮が必要な家庭はあります。
外国人や障がい者にはわかりやすい情報を、ホームレスやネットカフェ生活者など住民票がなくても登録により受給できるように、事情により通帳を持っていない人にも本人証明のできるものを提示すれば受領できるようにすることが必要です。
さまざまな相談に応じられるようなホットライン開設、ホームページ活用も通じて、確実に個人に給付が届くような配慮をお願いする要望書を提出しました。
【総務省より連絡】
配偶者からの暴力を理由とした避難事例における特別定額給付金関係事務処理について
https://www.soumu.go.jp/main_content/000684541.pdf
(別紙様式1)特別定額給付金用配偶者暴力被害申出受理確認書
https://www.soumu.go.jp/main_content/000684544.pdf
(別紙様式2)特別定額給付金受給に係る配偶者からの暴力を理由に避難している旨の申出書
https://www.soumu.go.jp/main_content/000684545.xls
特別定額給付金(仮称)について よくあるご質問
https://www.soumu.go.jp/main_content/000684551.pdf
2、「大田区議会の民主的な運営について、少数会派にも意見の場を求める要望」
★議会の活性化と、より区民の意見を反映する議会運営を求めて
大田区議会においては、少数会派は議会運営について、意見をいう機会がほとんどありません。交渉会派という4人以上のメンバーを有する会派だけが、幹事長会議、議会運営会議に出席する資格があり、それらの会議で、議会の運営方法が決まるのです。
たとえば今回、4月の常任委員会と特別委員会が延期になりましたが、新型コロナウイルス感染拡大予防とはいえ、非常事態であるからこそ、議会として行政と情報共有する必要があるのではないか、意見交換が必要ではないのか、工夫をしてなんとか開催するべきではなかったのか、疑問を感じたところでした。せめて資料の提供だけでもと要望をしましたが、残念ながらかないませんでした。
少数意見の尊重は議会制民主主義において欠かせないと考え、超党派の議員で要望書を出しました。