私は、子どもの今と未来のために働きたいと思います。
日本には子どもを大事にする文化が豊かにあります。
江戸時代始まったといわれる凧揚げやこいのぼりは、
子どもの目を大空に向かわせた、
つまり少年よ大志を抱け、コマ回しは、邪気を払う、
健康を願うという意味があるそうです。
3月のお節句の菱餅、白は雪、ピンクは桃、緑はよもぎ、
と大自然の恵み、エネルギーを子どもに、
という意味が込められているそうです。
子どもは、いうまでもなく社会の宝ですが、
今、子どもが本当に大事にされているだろうか、
と感じることがあります。
リスクを回避する傾向が
子どもの世界を狭めていることはないでしょうか。
小さな公園で危ないことどころか、
何して遊べるのという小さな公園に木登りはだめ、
ボール遊びはだめ、
大きな声を出してはだめと張り紙があります。
子どもにとっては遊ぶことは生きること、
いろいろ試してみたり、何かを発見したり、
達成感を味わったり。
ころぶことも失敗することも
子どもの権利のように思います。
失敗をさせないような環境が、実は、
子どもの社会的な自立を阻む環境になってはいないか、
よくよく吟味していく必要があると思います。
子どもの権利条約では、
子どもをただ保護する受け身な存在とはとらえていないで、
権利の主体、意思、意見を持った人格
とうたっています。
子どもの意見を聞いてまち作り、
公園作りをしたらいいのではないかと思います。
少なくとも思いをくみ取って。
また、子どもの幸せは、その家族が土台です。
虐待などが決しておこらないような環境
安心して、大らかに子どもを育める地域作り
を考えていきたいと思います。