先日、ご報告いたしました「一人ひとりの人間が大切にされる国・オランダの教育から学ぶ」に関連して・・・多様な教育のあり方の一つのご紹介です。
オランダでは、“個別発達の保障”という考え方から、さまざまな新しい教育の方法、学校のあり方(オールタナティブスクール)が認められています。モンテッソーリ、イエナプラン、シュタイナー・・・。けれども日本では、既存の学校教育以外の多様な教育が認められているとはいえません。
これは、多様な個性と学習ニーズを持つ子ども、若者が存在する現代日本において、子どもの学ぶ権利、機会均等という点において問題ではないでしょうか。学ぶ権利を保障し、将来的に子どもたちが不利益を被ることがないような公的な支援を充実させていくことが今後の課題だといえます。
さて、既存の学校とはちがう方法で、子どもの発達に寄り添ったユニークな、貴重な学びの場の一つが、「東京シューレ」です。不登校・引きこもりの子ども・若者を支援するNPO法人が運営する総合フリースクールです。
今日はこの「東京シューレ」で行われるイベントをご紹介しますね。
2013年度東京シューレ公開企画 「僕は僕でよかったんだ」
日時:6月2日(日)13:00~ 会場:東京シューレ葛飾中学校 入場無料 詳細・お申込み はこちらから
イベント概要 ■奥地圭子基調講演 ■シンポ「東京シューレの卒業生を受け入れて」 OB・OG、進路先企業・大学等関係者が語る! ■情報提供・個別相談コーナー