最高でした!『新春!爆笑 松元ヒロ ソロライブ』

大田・生活者ネットワークの今年の活動は、1月17日の『新春!爆笑 松元ヒロ ソロライブ』でスタートを切りました。

大田文化の森ホールで開催し、約170名のご来場いただきました。お越しくださったみなさま、寒い中を、ありがとうございました。

爆 笑続きのあっという間の90分。しかし、日頃の生活の中ではなかなか見えないことに気付かせていただきました。このまま、集団的自衛権が行使されていって いいものかどうか、特定秘密保護法で、表現する自由は保障されるのか、憲法は改正が本当に必要なのか、深刻な内容でありながら、実におもしろく噛み砕いて 表現されました。

今の日本の政治、どこかおかしい…笑いの中にも笑えない国民の怒りが込められた、心に響く爆笑ライブでした。あらため て、松元さんこそ“庶民の味方”だ、と思いました。昨今の社会状況を考えると、悲観的な気持ちにもなりますが、でも現実を知ることは大事で、それを笑い飛 ばすと、なぜか力が湧いて来るから不思議です。

たくましく、しなやかに、生きていくために、松元ヒロさんのライブは私たちに大きな力を与えてくれました。

 

 

 

 

 松元ヒロさんを囲んで

「むのたけじ」さんのこと

今回、松元ヒロさんは、ライブの中で、むのたけじさんのことを取り上げていました。むのたけじさんは、戦争の責任を感じて、朝日新聞社を退職した反骨のジャーナリスト。100歳の今も発言を続けている方です。

「人間が戦争をするのは、本能ではないか」と言った人に対して、むのさんはこう答えたそうです。

「700万年前からの人の歴史を振り返ってみると、助け合って生きてきたからこそ、世界に人類が広がった。戦争をするようになったのは、国ができて、領土争いが生まれた、ごく数千年前からのこと」と。つまり人間は本来、平和を希求している、と。

松元ヒロさんにかかると、この700万年前からの人間の歴史が、瞬間の演技で表現されるので、実におもしろく、印象的なのです。

大笑いの中で、むのたけじさんの伝えたいことが松元ヒロさんを通して私たちに迫ってくるのでした。むのたけじさんの本を読めば読むほど、目からうろこが落ち続けて、とうとううろこがなくなってしまったという松元さん。それなら、ぜひ私もむのたけじさんの本を読まねば、と思っているところです。

 

 

2015年、今年は、4月に統一地方選挙があります。昨年の国政選挙の投票率の低さを思うと、今、この時に何が起こっているのか、私たちは、どのように行動していけばいいのか、できるだけ多くの方と一緒にこれからもしっかり考える機会を持ちたいと思いました。