大田区議会 第1回定例会が始まりました

第1回定例会が始まりました。
会期は2月24日から3月12日です。
今回は、予算特別委員会も含まれています。
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55コの区長提案議案、2コの議員提出議案がこれから、それぞれの委員会で審議され、最終日に議決されます。
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またいくつかの陳情も委員会で審議され、「継続審議」にならなければ、やはり最終日に採択されるかどうか決まります。
 
私たちの税金がどのようなことに使われていくのか、区民の福祉の向上がちゃんとはかられていくのかどうか、注目していきましょう。
 
委員会や議会の傍聴にぜひおいでください。
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議案質疑

提出された議案について、審議に入る前に疑義をただすこといいます。
私は、今回、「大田区民プラザ・アプリコ・文化の森・・・」5つの施設の指定管理者の指定にあたって、公募方式をとらないで、「特命指定」という方法をとっていることに対しての質疑をしました。
以下その内容です。

大田区民プラザ・大田区民ホール・大田文化の森・大田区立熊谷恒子記念館・大田区立龍子記念館の指定管理者の指定について

第48号議案大田区民プラザ、第49号議案大田区民ホール、第50号議案大田文化の森、第51号大田区立熊谷恒子記念館、第52議案大田区立龍子記念館、 以上の指定管理者の指定について質疑いたします。これらの議案は、この5施設においては公益財団法人大田区文化振興協会が平成24年から3年間、指定管理 者となっておりましたが、期間終了に伴って、再び平成27年4月1日から平成32年3月31日までの5年間の指定管理を特命指定という方法で候補者として 決定されたものです。

文化・芸術の振興は区民活動を活性化し、区民生活に活気と潤いをもたらす重要な施策だと考えます。よってどの施設も 区民の貴重な文化資源として、有効に利用されることが求められます。どのようなコンセプトで運営されるのかは、区民の福祉向上、税金の有効な使い道とし て、吟味していかなければならないところです。

たとえば区民ホールアプリコの小ホールのピアノの利用料金が平成21年に7,000円から 一気に13,000円になりました。リハーサルにも利用するとして、午前午後借りて、26,000円、部屋の料金の数倍もかかります。スタインウェイとい う高性能のピアノだからということですが、同じスタインウェイであっても文化の森では、8000円です。ある区民が「なぜ、アプリコの小ホールのピアノは 料金が高くなったのですか」とホールの人に聞いたところ、「コンセプトがかわったのです。興行用ですから」と返答があったということです。このことを担当 課に聞いたところ、書類の保存期間を過ぎているので、料金の改定の経緯はわからないということでした。だとすれば、なおさら、今後、これらのホールが、区 民利用を促すのか、興行用にと考えるのかでは、今後設備を更新する時や料金設定にも影響があると考えます。どのようなコンセプトで運営するのか、区民サー ビスの質はどのような方法で上げようとしているのか、審査の経過も結果も示されず、方針も見えなくては判断のしようがありません。もっとも大きな問題だと 思われるのは、特命指定という方法がとられ、指定期間も3年から5年に延長されていることです。

そこで質問します。なぜ指定期間が5年に延長されたのですか。
大 田区はこれまで指定管理者の選定について公募を原則としておりました。特に、アプリコや大田文化の森などは、民間事業者が参入しやすい貸館施設であり、ま さに市場の競争原理が十分発揮できる施設と考えます。大田区の規定に則り、公募選定し、議案を提出すべきと考えます。その点を明確にしないまま、議案を提 出するのはいかがなものでしょうか。

 
議員提出議案

「大田区議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例」を共産党、緑の党といっしょに提出しました。

議員は、議員報酬の他に、政務活動費(月230,000円)をいただき、さらに議会に登庁するたびに1回3,000円の手当(費用弁償)をいただいています。
この議案は、その「費用弁償」を廃止しよう、というものです。

私も議員の仕事は本来、議会に出席することなのに、1回ごとに3,000円いただくのは、余計ではないかと考えます。
さて、結果はどうなることでしょう。

 

 

 

昨年の区議会で