「浜の母ちゃんの美味エもん祭りin大田」福島の漁業の復活を望みつつ…大田区職員の支援
11月12日 大田区立大田区民センターにて「浜の母ちゃんの美味エもん祭りin大田」が開催されました。
2011 年3月11日の東日本大震災による「東京電力福島第一原発」事故の影響で福島の漁業は壊滅、翌年から海域・魚種の限定試験操業を再開しましたが、いまだに 本操業に移行できてはいません。漁獲品の流通については、国が定めた食品の摂取基準100ベクレルより厳しい50ベクレルを設定し安全な商品流通を行って いますが、原発事故に伴う風評に起因し販路の拡大は困難な状況です。
大田区職員東日本大震災ボランティアの会、大田区職員 労働組合は、震災後より相馬に復興支援に行っているとのこと。活動を通して縁ができた漁協とは現地であんこう鍋を囲んだこともありますが、今回は、大田 に、相馬双葉漁業組合の漁師さんやその奥さんたちが素材を持っていらしてくださり、いっしょに料理をし、交流会をもちました。
みんなでクッキング
メニューはカレイの煮つけ、あんこう鍋、たこごはん、ゆでいか、ひらめのカルパッチョでした。豊かな常磐の海の幸の数々・・・。私もちょっとおじゃまして、ごちそうになりましたが、どれも素晴らしくおいしかったです!
できました!カレイの煮つけ
深い味わい、あんこう鍋
圧巻、ゆでイカ
漁業の完全復活を待ち望みながら、相馬双葉漁協女性部相馬支部のみなさんは、相馬の魚介類の食文化を伝えていくPRに各地を回っているそうです。豊かな漁場が再び活気をとりもどせますように・・・。