子どもだって国際交流 囲碁の対戦 中国人×日本人
8月27日の池上祭り、在日中国人である友人が、母国からの初来日の友人に日本体験をさせたいが何がいいか、と聞くので、ちょうど池上祭りがあるからと、みんなでいっしょに出かけました。中国人の子どもたちからは“浴衣が着てみたい”というリクエストがあったので、女の子に浴衣、男の子には甚平を着せました。
霊山橋の上で
池上会館には特設ステージがつくられ、太鼓やダンスが披露され、会場内では、職人尽くしや野点のコーナー、演劇や池上むかし写真展などが催されていました。
屏風作りの職人さんの仕事に釘づけ
子どもたちは職人尽くしのコーナーに釘づけ。スイカにカッターできれいな花の彫刻をしていく技に見入ったり、太鼓をたたいてみたり、ステージでの同じ年頃のヒップホップダンスも楽しんでいたようでした。
スイカの彫刻に釘づけ
野菜やせっけんの彫刻に釘づけ
池上会館を後にして、蒲田へ。囲碁を習っているという子どもたちは日本人と囲碁をしてみたいとのこと。西蒲田の囲碁教室にお願いするとちょうど同じ年頃の子どもとの対戦を経験させていただくことができました。なかなかいい勝負!言葉は通じなくても、お互い同じルールで遊ぶゲームを知っていれば、ひととき真剣に勝負を楽しむことでき、とてもいい国際交流になることを実感しました。快く機会を与えてくださった囲碁教室の先生にも感謝です。
囲碁教室での子ども同士の対戦、日本人×中国人
来日外国人が多くなってきています。日本文化を味わうことを望んでいる外国人が多いようですが、日本人といっしょに何かをするプログラムももっと開発するといいかもしれません。日本人にとっても外国の事情を学ぶチャンスにもなり、なにより個人的に親しくなるということがその国への理解の大きな一歩になるのではないでしょうか。
国際都市宣言をした大田区、どの国ともなかよく友好的な関係をつくるべく、敬意をもって学び合いながら交流をしていきたいものです。子どもたちにとってはいっしょに遊ぶことがもっとも近道ではないかと思った一日でした。