OTA未来カフェのご報告 「わたしのまち大田」みんなで話そう!わたしのまちの“いいとこ探し!
3月23日10時半より大田・生活者ネットワーク事務所にてOTA未来カフェを開催しました。気軽におしゃべりをしながら、大田の未来を考える集まりです。区長予定候補の神田順さんも始めから最後まで参加してくださいました。
議会報告。歩道の傾斜について説明。となりは神田さん
はじめに議会報告。車いすで実感した歩道の危なさ、特に傾斜がひどく勾配の基準が守られていないという実態から今後、高齢社会に向けて歩道の安全性をしっかり考えるべきだと訴えたこと。その後、2月17日の集会で集めた※アンケート結果「生活の中の“困った”“こうあってほしい”」を振り返り、この日また集まった人で、「大田区のよいところ」「こうあってほしい」を発表し合いました。その後、意見をテーマごとにまとめていきました。
参加者、約20名 OTA未来カフェ
大田区のよいところ・・・多様な地域性、町工場の力、職人の力、交通アクセスのよさ、タイヤ公園、多くの公園にトイレがある、羽田空港がある、障害福祉の手当てが他区より厚い、多摩川の土手は虫や花に触れられる・・・。
大田区にもっとこうあってほしいこと・・・子どもの意見を聞く場を作ってほしい、フリースクールに通っていると大田区の“教育を放棄する”と署名させられ、教科書ももらえず、通学定期も作れない。市民活動を活かす仕組みがない、中央5丁目公園が事業継続できることを願っているが、その道筋が見えない、ボール遊びができるなど、子どもが伸び伸びと遊ぶことのできる公園が少ない、蒲田駅に駐輪場が少ない、区営住宅が少ない、子どもがよく横断するのに横断歩道や信号がないところがある。さまざまな会議で提言したこと、話し合いの成果が何にも生かされていないことが多い、施設の建て替えのときなどそれまで使っていた団体に説明をしたり、意見を聞くべき、学校教育の中で消費者教育を入れていくべき・・・
若者も参加してくれました
自分の意見を書いたポストイットをテーマごとに貼っていきました
区長予定候補の神田さんから
神田さんは、住民参加の「まちづくり」をめざしており、建築基準法が敷地の中での建物を考えるだけで、現代は建築主が強者になっているので、事前協議制度を取り入れて、周りの人との調整、「まちづくり」をしていく必要がある。小学校単位で地域の課題を話し合う協議体を作っていきたい等、話してくださいました。
神田さんが若者の方をみて話しています
大田区には、よいところもあるものの、課題は山積で、住民自治、市民参加で課題の抽出、「まちづくり」を考えていくことの大切さを共有しました。地域課題は、行政主導では解決できないし、気がついてももらえないことも多いからです。
だれもが暮らしやすい「まち」を作っていくためには、まず自分にできることは何かを考え人とつながっていくことから。またこのような懇談の機会をもち、解決策を考えていきたいと思います。もちろん、自治体のリーダー(区長)が何を優先課題と考えるかは私たちの暮らしに直接関わることです。選挙の重要性はいうまでもありません。
どうぞ様々なご意見を大田・生活者ネットワークにお寄せくださり、共に「まちづくり」を考えていきましょう。