「こどもこそミライ」 という映画を観て  【ご案内】10月23日 大田区の公園を知ろう!

9月26日、文化の森にて「こどもこそミライ」という映画を観ました。

映画の内容から・・・・・・

「森のようちえん」で は、子どもたちは、一日中、森の中で木に登ったり、土を掘ったり、存分に自然に触れ合います。自然の中で遊ぶことで、自然に自分の体は自分で守ることを覚 えていきます。大人は頼りになる存在にならないで、子どもたちが問題を解決していける環境を用意することが大事、子どもには解決能力があるから。そうする と年長くらいになると子どもたちは“自分は何でもできる”、という意識になってきて、それが大事な感覚なんだ、そうです。

「りんごの木」と いう子どもの施設では、子どもたちのミーティングを大事にしています。自分の考えを表現することで、議論になったり、ケンカになったり。決してうやむやに しないで、徹底的に、納得するまで、話し合います。子どもたち一人一人を深く理解している保育者たちだからこそ、子どもを信頼して話し合いを最後まできち んと見守っていられるのです。子どもたちには、ちゃんと“問題解決能力”があることがわかります。

 

 

 

 

※写真は練馬こどもの森

知識より先に大事なのは、“感じること”

映画を観たあとにグループに分かれて座談会をしました。“感想”と“これから大人はどうしていけばいいのか”を話し合いました。

・子どもの生活に大人が介入しすぎている。
 もっと見守って、子ども本来の姿にしなければ
 いけないことを教えられた。

・子育てサークルが大田区は少ない。
 もっと同じ思いの親どうしで結びつきを強くして、
 子育てを盛り上げていきたい。

・子どもの“やりたい”をしっかり見ていき、
 子どもが主役になれる環境を創っていきたい。

・公園で遊んでいると、たとえば自分の子どもが
 順番を守らなかったら、すぐに注意しないと他のお母さんたちの
 視線を感じる。こういう映画をみんなで見て、
 既成概念を取り払う必要がある。

・子どもが自分の意見をしっかりいえる環境、
 しっかり聞く環境を創らなくてはならない。

私たち大人は“子どもってこんなもの”と固定観念で子どもを捉えていないか、と突きつけられました。大人はあまりにも子どもを囲いこみすぎているのではないか、大いに反省させられ、じーんとくる映画でした。


【ご案内】大田区の公園を知ろう!

10月23日(金) 13:00~

次回の集まりは大田区の都市基盤管理課の職員から大田区の公園事情をお聞きします。
お申込みは不要なので、ご関心のある方はご参加ください。

※詳しくはこちら↓クリックでPDFが見られます。