4年生以上の子どもであっても
家で一人でお留守ということに不安を感じるご家庭が
多いのではないでしょうか。
また、一番、体を使って遊びたい時期に
防犯の観点から、家の中だけで過ごすことにも問題があります。
名古屋市には6年生まで、
放課後そのまま学校で遊ぶことができる
トワイライトスクール という制度があります。
毎日、見守ってくれる大人のいるなかで、
6時までのびのびと友だちと遊んでくることができます。
学校の校庭なら広々としていますし、安心ですよね。
大田区でも学校の校庭など、既存の施設を使って、
そして市民の力も借りて、
4年生以上の子どもの居場所作りができないでしょうか。
今の子どもたちは、
缶けりやケイドロ(ドロケイ)を知っているでしょうか。
小学校時代は、思いっきり体を動かして、
友だちと集団的な遊びに夢中になる時代です。
そしてそれが大事な経験となります。
体力も集中力も力を合わせる力も養われます。
夢中になって遊ぶことのできる環境を保証し、
遊びの文化が伝わっていく環境作りを
今一度、見直してしていくことも大人の務めではないかと思います。
働く親を支援しながらも、
子どもにとって、その時期にふさわしい、
よい環境を整えていってあげたいですね。