区内の市民活動をしている仲間たちが支援物資集め

小さくてもできることを・女性の視点から

東北関東大震災被災地への支援物品受付(「こらぼ大森」内)に行ってきました。

大田区内で市民活動をしている有志が自分たちにも何かできないかと思って行った3日間の活動でした。「介護用紙おむつ・赤ちゃん用紙おむつ・生理用品」に限って集めて、東京都の団体窓口・京浜トラックターミナルに届けるというもので、昨日、私も物資を届けてきました。

初日が周知をした日でもあったという速攻活動であったにも関わらず、3日間で70人以上の方が届けにきて、段ボールは60箱あまりになったということです。おそらく多くの人が何か支援をしたいが、どうすればいいか、わからないという状況だったでしょうから、支援のよい機会になったのではないでしょうか。

個人で物資集めや送付をするのは難しいし、かといって、仲間と集めても収集場所・保管場所が問題です。また市民が連帯する意識を持つ意味でも、市民活動の拠点「こらぼ大森」内が収集場所だったことがとてもよかったと思えました。

私も初めての経験でしたが、少し、物資の仕分けと段ボールへ詰める作業を手伝ってきました。段ボールへの入れ方は、たとえば、紙おむつはS・M・Lとテープ式とパンツ型、と、種類ごとに分けて、別々の段ボールに入れるのです。そして、外側に大きく表示。おそらく、避難所ごとに必要なものがちがうでしょうから、箱を見てすぐにわかるようにしておくのですね。

災害発生からちょうど10日たちます。被災地で必要なものは刻々と替わっていくことでしょう。今、何か必要なのか、双方向の情報交換が大事になってくると思います。
今回のこの活動の呼びかけ人の方々は全員女性。女性の視点で選ばれた物資です。作業をしながら、「下着もきっと必要でしょうね」、「もう少し時間がたったら、子どもたちと遊ぶプログラムを持って被災地にでかけたいね」など、話されていました。

お金ももちろん重要ですが、具体的なイメージを抱きながら、支援を考えることも、これからの長期にわたる支援を見通すうえで大事なことだと思いました。

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