大田区の「多摩地域の放射性物質を含む下水汚泥焼却灰」受入れについて

区民への説明が必要

大田区が、「多摩地域の放射性物質を含む下水汚泥焼却灰」を
受け入れるとの見解を出しました。

具体的には、東京都流域下水道施設7箇所と
単独4市5施設の焼却灰を城南島にある
東京都下水道局南部スラッジプラントに持ち込み、
同施設で飛散防止措置を施した後、
中央防波堤埋立処分場へ運ぶということです。

  ※詳しくは、大田区HP をご確認ください。

 東京都が実施する
   「多摩地区から排出される下水汚泥焼却灰」の
   埋立処分及び「災害廃棄物」の受け入れについて

原発事故から半年以上たちますが、区内の小・中学校の
雨どいの下から高い放射線量が見つかるなど、
今は、かつて降り積もった放射性物質が
特定の場所に集積したり、下水に流れ込んでいる状況です。

そういう中での今回の多摩地区の放射性物質を含む
下水汚泥焼却灰の受け入れ。

運ばれる過程や処理過程、
そして埋立、安全性は、確保されるのでしょうか。

大田区は、下水処理場、汚泥焼却・固化施設、
ごみ焼却施設、産業廃棄物処理施設が多数あります。

これらの施設は、ほとんどが臨海部・城南島等に
立地しているので、住民の認識は薄くなりがちですが
近くにはキャンプ場、大田市場も近く、
今後、放射性物質を含む廃棄物を処理することになった場合は、
排煙からの危険物質も懸念されるところです。

このようなことを受けて、
市民団体が会を立ち上げましたので、ブログをご紹介いたします。

こちらでは署名活動も行っています。

放射性物質の拡散を防止しよう!
【放射性廃棄物・災害廃棄物の安全な処理を求める大田区民の会】

また

【放射能から子どもたちを守る大田の会】 さんのブログでは
前述の市民団体の方が大田区へ要請をされた際の様子を
記事にされています。

「放射性廃棄物・災害廃棄物による、放射性物質拡散防止のお願い」署名

併せてぜひご確認ください。