「国家戦略特区」と町工場のこれから -決算特別委員会を終えて

 第3回定例会に引き続いて、決算特別委員会が開かれました。
決算特別委員会では、平成24年度の大田区の事業を振りかえって、税金の使い道が適切だったかどうかを分野ごとに審査をします。
私は、「産業経済費」ということで、羽田の跡地に産業交流施設を作ることをもって、「国家戦略特区」「アジアヘッドクォーター特区」の中に位置づけようとするプロジェクトが大田区全体のメリットになるのか、特区の「規制緩和」が区民生活にデメリットを及ぼすことにはならないか、という視点で質問をしました。
また、小さな町工場が多く、高い技術を持つ、工業集積地の大田。技術の継承のためには現場を学びの場とする「ものづくり大学」の創設や、町工場の製品の羽田空港内での展示など、発表・演出の場の必要性を提案しました。
とてもアベノミクス効果は感じられないという町工場。新しいアイデアが、今後、活かされていくことを願うばかりです。世界に打って出る、大田の技術があるはずです。

質問全文はこちらから ⇒ 「国際戦略特区」と「国家戦略特区」、そして町工場    -決算特別委員会 質問全文


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