池上本門寺の朝市

今日15日は、池上本門寺の朝市に行ってきました。人の賑わいがとてもいいです。新しいお店も見つけました。

先日、議会で「コミュニティビジネスと地域活性化」というテ―マの質問をしましたが、このような「市場」は、地域課題を解決するために大きな可能性を秘めていると思いました。

 

 

 

 

池上本門寺 朝市入り口

も ちろん、「商店街の振興」「地域の人たちの交流」というのが大きな意義でしょうが、他にも被災地支援のお店もあれば、陶芸教室の作品を売っているところ も。山形、茨城などの物産も売られていますが「地方の農業と都市の結びつき」・固定的な店はまだ持てないけれど、腕試しの場になる「若者の就労」・「社会 問題を共有し、協力し合う関係づくり」などなど、市場の可能性は無限大?

「市場」の魅力の大きなものは、そのお店の人とおしゃべりができることです。スーパーではできませんものね。今日、立ち止まっておしゃべりしてきた2つのお店は・・・。

障害児のためのシェアハウスをつくるNPO法人「HAND STAMP ART PROJECT」

新しく出店していたお店です。障害児のためのシェアハウスをつくるNPO法人「HAND STAMP ART PROJECT」の手作り小物のお店。難病の子どものママたちが、「世界中の障害児の手形スタンプを、集めて一つの大きな絵を作成すること」を目指して活動しているのだそうです。そして、そのアートを東京パラリンピックで掲示できることをめざして。

一生懸命生きている子どもたちの連帯感、ハンデがあってもきっとなにかができるはず、と希望のメッセージになるのではないか、と。

お 店に立っていたママは、お子さんが生後すぐ「難治性てんかん」、中でも重度の「大田原症候群」との診断を受け、はじめは落ち込む日々だったそうです。で も、同じ障害を持つママに出会えて、気持ちが前向きになれたとのこと。障害を持つ子どもたちの笑顔とご家族の夢や希望をいっしょに創っていきたいと、この 活動をしているとのことでした。

 

 

 

 

障害児のためのシェアハウスをつくるNPO法人
「HAND STAMP ART PROJECT」さんのお店

久が原のお若いアーティスト

そ のお隣は、アートのお店。お若いアーティスト方の作品は和紙にボールペンだけで描いた、きれいな幾何学模様のような絵です。その場で、描く作業をしなが ら、額に入れた作品や小物を売っていますが、東洋的で独特なきれいな模様にうっとり見とれてしまいます。インドの模様が好きで始めたけれど、日本人の感覚 が加わって、このような絵になったと彼女は言っていました。それにしても下絵なしで、フリーハンドで、こんなに幾何学模様的な絵が描けるのかと、びっくり です。

久が原在住の彼女は、出店できる場所を求めているけれど、なかなか見つからないと・・・。
うーん、どこかにないかしら?
客でありながら、いっしょに悩んだりしました。

 

 

 

 

緻密な線で描かれた数々の花。素敵です

それにしても「市場」って、おもしろい。
若い人たちの活躍の場、創造力を発揮できる場所があることは素敵なことです。

「市場」の魅力は、人との出会い、その温かさから、また何かが生まれるエネルギーをもらえるところでしょうか。

次の朝市が楽しみです。