充実のエセナフォーラム! データで読み解く大田区のリアル
大田区男女平等推進センター「エセナおおた」主催のセミナーが6月24日、25日にありましたのでご報告させていただきます。
データからのメッセージ
私は24日、「データで読み解く大田区のリアル」という講座に参加しました。
「NPO法人男女共同参画おおた」が今年作成した「大田区ジェンダー統計」を解説してもらいながら、大田区の特徴を知っていきました。
たとえば、大田区は23区中面積は1位、人口は3位、人口密度は5位です。でも用途地域をながめると、工業地域の面積も広く、人の住まない地域もあることがわかりま す。そこで羽田空港の分(14.5k㎡)を引いてみると、面積は練馬区より狭くなり、人口密度は、世田谷区の1位を抜いてしまうそうです。
人口構成では、少子高齢化が深刻化。特に女性の平均寿命の延伸は女性高齢単独世帯の増加に。 他にもワークライフバランス、労働環境など視点を定めたデータの数々がリーフレットには収められています。この講座では、講義を聞いたあとに少人数のグ ループに分かれてワークショップをして、データから見えてきた課題とその解決方法をざっくばらんに話し合いました。
データから、課題が見え、そこから問題解決のための政策が出来上がっていく・・・データは、市民が社会のあり方を考える大事なツールになることを認識させられました。 データのもつメッセージを聴く力をつけていき、多くの市民と共に政策実現のために活用していきたいものです。
データ収集やグラフ化など、地道な作業からりっぱな統計リーフレットを作りあげられた「NPO法人男女共同参画おおた」に感謝です。