大田区立障がい者総合サポートセンター 『さぽーとぴあ』 B棟完成
大田区立障がい者総合サポートセンター
さぽーとぴあ B棟が完成しました
これまで主に障がい者就労支援等を担っていたA棟に加えてB棟も完成しました。
3月24日のグランドオープンを前に内覧会に出かけてきました。
B棟入口
B棟ロビー(1F)
B棟での主な事業は、
●医療的ケアを含む重症心身障がい児(者)などの短期入所事業(定員10名)
●学齢期の発達障がい支援事業
●カフェ(区内障がい者施設の自主生産品も販売)
短期入居者用個室(3F)
ミスト風呂、寝たまま入れてミストで洗浄も(2F)
スタッフルームのモニター、入居者の状況が一目でわかる(2F)
避難用すべり台(4F)
学齢期の発達障がい支援事業では、平成31年度にサポートルームを利用しており、発達に関する医師等の診察等を受けていない人が対象です。原則、学校を通じての申込みとなります。医師による診察と心理士や作業療法士による発達検査等をおこない、次の支援につなげていきます。
・療育 ・放課後等デイサービス ・障がい児相談支援事業 ・地域支援事業
デイルーム(発達障がいの子どもたちの過ごす小体育館)(5F)
これまで大田区の発達障がいの子どもたちへの療育は就学前の子どもたち対象の「わかばの家」しかなかったので、学齢期への支援には大変期待するところです。わかばの家の利用者が年々増えており、相談までにかなり待たされることや外来指導が月1回では少なすぎるなどの声が聞かれていたので、それらの検証のうえに良い支援が行われることを期待したいと思います。