福祉後退か、大田区 超高齢化時代、安心してくらせる大田区へ! 大田区長予定候補の神田順さんを囲んで
次々に応援メッセージ
様々な現場から大田区の問題が浮き彫りにされ、これからの時代に何が必要なのかを考えさせられる集会となりました。
これは、一人のケアマネージャーをしている方のお話です。
蒲田西口にいらっしゃる皆さん! 今からとても大切なことを話します。
大田区がなんと、日本中でワーストワンになっていたことがあるという話です。
え?ワーストワン? と思った人、特にこの大田区にずっと暮らそうと思っている人は、聞いてください。
私がケアマネジャーになりたての頃は、大田区は福祉が充実していて、他の地域と比べても、大田区で老後を過ごしても安心できる区でした。
ところが、この12年間に大きく様変わりしてしまい、なんと!今では日本中で最悪な区になってしまったのです。
それと言うのも、現在 国は、介護状態になる手前の 要支援=生活するには支援が必要な人の受けられる制度は、国ではなく各市町村で考えるようにと決め、大田区の要支援の人に対しては、大田区が方針を決めることになったのです。
では、大田区はどのような内容にしたのでしょう?
例えば、足が悪くて買い物に行けない人が、ヘルパーさんに買い物を頼んだり、歩けなくならないようにと、リハビリテーションのためにデイサービスに通ったりする要支援の高齢者に対して、「自分でも努力するように」と、ヘルパーもデイサービスも、大田区は原則最長1年間で打ち切りするようにしたのです。
たった1年の間に、ヘルパーが来なくても自分でできるようになること。
たった1年の間に、リハビリテーションを終えて動けるようになること。
もし続けたいなら、全部自費でやるか、ボランティアを自分で探してください、と言うのです。頑張ってリハビリテーションしたのに、デイサービスの仲間と、もう会えなくなってしまうなら、頑張らない方がいい と悲観的になる人もいます。
これが、日本のあちこちで、みんな同じように1年間で終了となるなら、仕方がないのかもしれませんが、なんと!このような1年間という期限をつけたのは日本中で大田区だけなんて、大田区がワーストワンなんて!
サービスを打ち切られた後、もしも歩けなくなったら、どうなるのでしょうか。
大田区は、悪くなったらまた介護保険の申請をすればいいと言うのです。
まるでひとごとです。
介護を予防しようとする国の考えとは、逆の発想なんです。
その他にも紙おむつも以前は要支援の人も みんなもらうことができたのに、今は要介護3以上の人だけになってしまっています。
これが今の大田区なのです。
でも、もうこのような状況を、変えたいと思いませんか?
「大田区にいるの?残念だったね」と言われるのではなく、せめて他の地域と同じように、安心して暮らし続けられる区にしたいと思いませんか?
財源が不足しているからと言うなら、オリンピックの選手のためのホテルより、区民の生活を守る事の方を 優先的に考えてもらいたいと思いませんか?
神田順さんは、このこともちゃんと考えてくださる人です。
必要な人が必要な支援を受ける権利を取り戻してくれるのは、神田順さんです。
私は、私の担当している利用者さんのためにも、大田区で介護を受けているすべての皆さんのためにも、神田順さんを応援します!
神田順さんと同窓の方々(馬込中学校)
みんなで神田順コール