大田区議会中間報告【3】3歳児(眼科)検診の専用機器を使った屈折検査導入について

2018年12月4日 20時01分 | カテゴリー: 子ども, 議会報告

健康福祉委員会での審議-2

(大田区議会2018年第4回定例会11月28日~12月7日)

議会に提出された議案や陳情はまず、委員会での審議を経て、それから本会議にかかります。私は「健康福祉委員会」に所属していますので、12月3日、「健康福祉委員会」への付託議案や陳情が審査されましたが、その中のいくつかについて、大田・生活者ネットワークの意見をご紹介いたします。この陳情は、採決の結果、「継続」となりましたので、本会議にはかかりません。

陳情・30第56号
3歳児(眼科)検診で専用機器を使った屈折検査の導入を求める陳情について大田・生活者ネットワークは採択を希望します。

3歳児検診において専用機器を使うことによって、屈折異常や斜視を早期に発見し、適切な治療に結びつけることは大変意義のあることだと考えます。目の発達が著しい時期で、その機能が6歳までにほぼ完成するということ、視力は脳の発達にも大きく関わること、早期発見は子どもたちの将来に関わる目の健康につながることなどから、3歳児検診での眼科検診での機器による屈折検査は必要だと考えます。

昨年、厚生労働省雇用均等・児童家庭局母子保健課から各都道府県の母子保健主管部へ『3 歳児健康診査における視力検査の実施について』という通知が出され、「子どもの目の機能は生まれてから発達を続け、6 歳までにほぼ完成するが、3 歳児健康診査において強い屈折異常や斜視が見逃された場合に、治療が遅れ、十分な視力が得られない」との注意喚起がなされ、3 歳児健診での適切な視力検査の実施について連絡されています。特に弱視は早期発見早期治療が必要であり、8歳ごろまで治療しないと眼鏡をかけても視力が出なくなるとききました。

現在大田区では事前の保護者による視力検査をもとに、専門医ではない医師が診察を行う中で判断するわけなので、機器による屈折検査ほどの精度が得られないことは容易にわかります。早く正確な診断をして、治療に結び付けられるかどうか、はその子どもの一生に関わることなので、自治体として最大限の対策を取るべきであることから採択を希望いたします。