大田区のまちづくり政策への提案 大田区にはどんな課題がある?

2019年2月22日 09時08分 | カテゴリー: 活動報告・日誌

神田順と歩く・考える
大田をもっとステキで安心な街に

大田区民プラザ小ホールにて 2月19日

 

住民の声を反映させた、住みやすいまちづくりを訴える区長選予定候補の神田順さんとまちづくりの専門家たちが集まって「大田のまちづくり」についての提案をしあいました。またそれを聞いたのち、フロアーからも意見を述べ合いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イベントのチラシ

 

神田順さん:建築と都市工学の専門家。小学校区くらいの地域ごとに参加型で住民の声が反映されるまちづくりをしていきたい。住みやすく、しかも緑が豊かで潤いのある美しい街をつくっていきたい。福祉と教育が街の中にどのように展開していけるか、図書館の充実や生涯学習にも力を入れたい。

発言者
五十嵐敬喜(法政大学名誉教授)・日置雅晴(まちづくり・弁護士)・玄香美(阪神淡路大震災被災者に公的支援を・市民=議員立法推進本部前事務局長)・大橋智子(建築士)
こんな提案がありました。

 

・開発コントロール(市民の生活環境を守る)

大田区の場合、建築確認が下りるともうそれは「建築許可」。説明会だけでマンション建設の工事が開始されてしまう。狛江市は、「建築調整制度」を条例で定めて、地域住民と建築業者がオープンの場で話しあい調整を行う。それに従わないと罰則や工事中止命令もできる。大田区も市民目線の手続きを作ることが必要では。

・被災者支援の仕組みを・多文化共生・防災も外国人とともに

阪神大震災では6500人の人が亡くなり圧死が多かった。被災した外国人は300人。
当時、生き残った人たちに出た義援金は15万円だった。それでは生活の再建はできない。災害被災者支援法案を市民議員立法で作った。3年間、国会でロビー活動。私たちは安心のために税金を払っている。4月から外国人労働者の受け入れが始まる。税収は3%増えるという。外国人は参政権がなくても税金は払っている。避難所や防災訓練の存在を知らない外国人が多い。朝鮮学校はちゃんと避難所として認められているか。大田区も多文化共生を大事にすべき。街がおもしろくなるはず。

・文化財的・歴史的建造物を街に活かす

大田区には様々な時代の建築物が各地域に残されており、その文化財ともいえる建築物を上手に保存することで潤いのあるまちづくりにつながる。借地が多いので大田区がそこをどう支援できるか。

 

 

 

 

 

 

 

提案してくださった方々

 


フロアーからの提案や問題意識など

・ある小さな子どもをもつお母さんが水遊びや泥遊びが思いっきりできる公園がほしいと願って区長との懇談会に参加したが、区長とは直接話ができなかった、という。会を運営していたのは子ども家庭部で公園のことは部署違いで、願いは聞き届けられなかった、という。公園は子どもにとっては貴重な遊ぶ場所。子どもや子育て中の親の意見を聞いて公園作りをすべきではないか。

・高さ制限の話し合いが何度も行われていたが、なぜか途中でストップしてしまった。景観を考える上では大事な話のはず。また再開できるのか。

・2016年に「地域力を生かした大田区まちづくり条例の一部を改正する条例」が議決されて、それまで進めてきた「地区計画」がストップさせられた。地区計画の検討をするまえに自治会の承認を得ることというルールが新たに加わったため。住民が主体的にまちのあり方を考えていくという住民自治が阻害されるような改正がなぜなされたのか。それまでがんばってきた住民は意気消沈した。

・小学校の教師、校舎の建て替えに際して、現場の教師の意見が聞かれない。見た目はよくても使い勝手がよくないことがある。校舎の建て替えに際しては現場の意見を聞くべき。


 

 

 

 

 

 

多様な地域を含む大田区

 

時間が足りないくらい、フロアーからの意見が次から次にありました。自分の地域の問題を日頃、話す場所がないせいかもしれません。住み慣れた愛着のある場所だからこそ、もっと良くしていきたい、しかし町会だけでは地域の問題はなかなか解決しない。まちづくりについて、話し合いの場を設けることの必要性を感じたひとときでした。

 

 

 

 

 

 

 

大田区まちの顔いろいろ