原発、そして日本の未来について
大切なことは「国民投票」で決めよう!勉強会
8月31日、衆議院議員会館にて、上記のテーマで中高生がお互いに意見を交換し、それを国会議員が聞く、という集会が行われました。
つまり趣旨は、“学生の意見を国会に届ける”ということです。
主催者は、クラブ・ワールドピースジャパンの冨樫泰良くん。高校1年生。
彼は、昨年は中学生でしたが、原発都民投票実現のための署名活動の応援をしていました。
お母さんがロシア人で、チェルノブイリの話を聞かされていて、今回の福島原発事故も他人ごとではないと思っていたということでした。
開催にあたりお世話をした衆議院議員の坂口直人氏の挨拶、そしてジャーナリストの今井一氏からは、“選挙と国民投票のちがい”の説明がなされました。
さて、中高生たちのディスカッションが始まりました。
まずは、このテーマ
このように、政府・マスコミへの厳しい批判が続きましたが、中には、「頑張っている政治家がいたのかどうか、その様子がわからなかった」という声もあったので、マスコミには真実を追求する姿勢とさまざまな視点からの報道が求められた、ということでしょうか。
次に
賛成であっても反対であっても、自分の周りをみて、「政治や原発に無関心な学生が多い」、「日頃から、議論したり、自分で考えたりする習慣がない」という認識はみな共有しているようでした。
12,3名の中高生が、ディスカッションする周りを国会議員が10名ほど囲んでいた形でしたが、さて、国会議員はこれらの意見をどう聞いたことでしょう。
私自身は、この中高生たちの想像以上に厳しい、しっかりした意見に驚き、感心しましたが、彼らは、おそらく学校の中では、このような話ができないことにもどかしさを感じていることでしょう。
学校教育のなかで、政治が語られないこと、ディスカッションの場がないことには、大変問題を感じます。日本の将来を担う中高生たちが、社会全体のデザインを楽しく語り合えるような教育現場を創っていくことが大きな課題だと感じた一日でした。
私自身は新しい政治文化「国民投票」に賛成です。