区政報告会を行いました 「第1回定例会と予算特別委員会」から
区政報告会を行いましたので、簡単にご報告いたします。
今回は、「第1回定例会と大田区一般会計予算」についてでした。
以下、この日のテーマです。
参加者は13名でしたが、活発な意見交換が行われました。
主な意見は、
・ゴミは以前のように、プラスチック類は分別すべき。再資源化できるはず。他のものもできる限りの分別をして、ゴミの排出を減らすべき。
・大田区の26年の予算をながめると、新空港線や空港跡地の整備など、区民生活とは、直結しないところに大きな予算がとられている。日常の生活を支える予算であってほしい。高齢化の進む中では、年金で入れる施設や地域の支え合いの仕組みを整えることが優先課題にはならないのか。
・ 防災予算の内訳の「わがまち防災ネットシステムの導入・1,273万円」について、災害時、わざわざ職員が、各地の情報を映して本部に送るために、スマー トフォンを新たに購入するよりも、区民にあらかじめ情報提供をお願いしておき、集約場所を決めておけば、いい情報が集まるのではないか。職員は情報収集で はなくて、救援に動いてほしい。
・防災はハードより、地域の助け合いの仕組み作りなど、ソフトの面を強化すべき。
・昔、環7は、どぶ川だった。古い土管が入っているので、地震に耐えられるかどうか、確認すべき。
・「客引き・客待ち防止条例・2,324万円」は、退職警官の再雇用に使われるということだが、パトロールは現役警察官が担うべきではないか。今後、どのようにこの予算が使われていくのか、しっかりみてほしい。
・区民にとっては、身近な京急蒲田の新しくなった駅構内の案内表示がわかりづらく、大変使いにくい。改善を求めたい。
・区民の力が発揮できる仕組みがほしい。狭山市の市民大学のような生涯学習と、地域のニーズに応える仕事の起業に役立つような仕組みがほしい。
時間がいくらあっても足りないくらい、様々な意見が飛び交いました。
特に盛り上がったのは、“京急蒲田の使いにくさ”でした。2階と3階のどちらから発車するかがわかりにくい、ホームにいてもどちらに目的の電車がくるのか、案内版も放送も説明不足で、わかりにくいと、みんな一致しての意見でした。
今回、参加者は、大田区の「予算の行方」と「生活実感」を比べてみる作業によって、気づいたことがたくさんあると思います。暮らしやすい大田区をめざすには、「誰かにおまかせ」ではなく、議会で何が審議されているか知ること(傍聴)や、気がついたことを発言していくこと、「行動する」ことがとても大切だと思います。みんなの税金なのですから。
みんなで「まちづくり」を考えていきたいと思います。
私は、このような意見交換から、委員会での発言、また議会質疑にもつなげていきたいと思います。ぜひまたお集まりください!
◆次回の政治塾
5月24日(土) 14:00 ~ 16:00
「大田区の高齢者を取り巻く課題」
場所:大田・生活者ネットワーク事務所