ムーミン村・子どもに本物を 言葉の力・ムーミン名言集から
子どもの頃に最も好きだったテレビ番組は「ムーミン」と「大草原の小さな家」でした。人生の喜び、悲しみ、苦しみ、そして深さを子どもながらに追体験していたように思います。
埼玉県飯能市に「あけぼの子どもの森公園・ムーミン村」ができたときは、それはそれはうれしかったことを覚えています。今も実家の狭山に行ったときには時々寄ってはゆったりとした時間をすごします。
入口
看板
ムーミン一家
飯能市は秩父市につながっていて森林の多いところなので、ムーミン物語の生まれたフィンランドの森の雰囲気を醸し出すことができるからでしょう。
森の中のとりで
このムーミン村は、起伏に富んだ美しい森の中に点在する家々や川が織りなす一帯ですが、地元の木をふんだんに使ってのすばらしい建築物は、重厚で迷路のような造りになっていて、子どもたちは家そのもので遊ぶことができます。
川辺の家
木の家
部屋
森の家の階段
木組みの天井
劇場や図書館も備えられていて、「子どもに本物を」という市の姿勢が伺えます。豊かな自然と「子どもだまし」ではない本物の優れた建築技術に直に接することのできる環境はきっと子どもの成長によい影響を及ぼすことでしょう。もちろんそこでムーミンの物語に出会い、想像の翼でその世界を味わうことができれば最高です。
劇場
さて、私の好きなムーミンの物語の中からの名言をご紹介します。
ムーミン名言集
●迷わないことが強さじゃなくて、怖がらないことが強さじゃなくて、泣かないことが強さじゃなくて、本当の強さって、どんなことがあっても、前をむけることでしょ。前をね。 byミイ
●「そのうち」なんて当てにならないな。いまがその時さ。 byスナフキン
●縛らないことよ、自分で自分を。わたしはかわいい、わたしはブス。わたしは賢い、わたしはダメ。わたしはモテる、わたしはモテない。あなた、自分をすぐ何かに決めつけようとするでしょ。本当の自分を見つけるのはもっとずっとずっと先の話。今することは、一生懸命迷うことよ。 byミイ
●わからないことがわかれば、「わかった」も同じ。 byスナフキン
●たとえ作品が壊れてしまったとしても、作ったときの感動は消えることはないんだ。 byスナフキン
●故郷は別にないさ。しいて言えば地球かな。 byスナフキン
●さあ、あしたもまた長い、いい日でしょうよ。 しかも、はじめからおわりまでおまえのものなのよ。 とてもたのしいことじゃない! byム—ミンママ
●すべて楽しいことは、お腹にいいのですよ。 byムーミンママ
●ねえムーミン、友だちが、いちばん好きなことをしながら生きていけるようになるって、すてきなことじゃない? byミイ