毎年行われている市民活動団体と区議会議員との懇談会。今年は8月10日にキッズな大森3階会議室にて行われました。
皆、長年、熱心にそれぞれ専門的な分野で大田の地域・社会課題に取り組んできている市民団体です。その知見から共に大田区の将来像を見据えて懇談ができる場は大変貴重です。大田区の社会資源を生かして、課題解決に向けて歩みを進めていくために、現状把握の共有は、とても大切だと思わされたひとときでした。
今回は、2つのテーマで報告と懇談がなされました。
示してくださった「子ども若者育成支援推進計画」をなるほど、と見ながら、大田区行政において、「若者支援」を中心に考える担当部署がないことに気が付きました。子ども家庭部?(18歳までが対象、なんていっている場合じゃないですけど)。教育委員会?(義務教育段階までです、というのでしょうか)。この際、縦割りを解消して、“若者の未来は大田区の未来”なので、全庁挙げて、早急に対策を打つべきではないか、と思います。
高齢化が進み、地域のコミュニティーの再構築は大きな、しかも喫緊の課題です。 具体的で実効性のある防災対策のためには、たとえば防災会議は委員が55人もいますが、それで「会議」といえるのでしょうか。それより部会を作って、当事者目線で具体的につめて考えていかないといけないのではないかと思います。