『蘇れ生命の力~小児科医 真弓 定夫~』上映会& 『人は死なない』著者・救急医 矢作直樹講演会

9月24日、映画会と講演会に参加しました。
小児科医 真弓先生の評判は以前から聞いていましたが、ドキュメンタリー映画からは、改めて人間の生命力を信じること、自然に、謙虚に生きることの大切さを教えていただきました。

 

すべての“力”は あなたの中にある

『蘇れ生命の力~小児科医 真弓 定夫~』上映会&
人は死なない』著者・救急医 矢作直樹講演会

主催:予防医学研究会、保育ドリームプラン・プレゼンテーション企画課
会場:江戸川区総合文化センター 研修室

 

日頃の生活、運動や食事がいかに大切で、それが予防医学であり、先生の生き方そのもの、余計なものは何もいらないというシンプルな生き方にこそ最大限のエネルギーが宿ることを感じたのでした。

 

映画から真弓先生の言葉を拾う

・病を見るな、人を見ろ
機嫌がいいか、元気か、快食快眠か・・と全体を見ることが大切
・昔の子どもは体温が高かった→熱が菌を殺してくれる
現代は低体温の子どもが多い
・咳、熱など、表に出ている症状は心配ない。体が病気を治そうとしている証拠
注意しなければならないのは、外に出ないもの
→低体温、便秘など
・親のすることは体温を上げること、
今、体温調節機能が衰えている、クーラ―、暖房の影響
→外で遊ぶ。外気に近い温度を家でも保つ、できるだけ薄着
・注射も薬も必要ない
・医者が病気を治すのではない、治すのは自然治癒力
・我々は人間である前に“人”という動物。自然に生きる、野生動物を見よ
・便利な世の中になって、あまりにも不自然な生活
→体に影響、免疫力が落ちた、生活習慣病
・加工されていないものを食べる。子魚のようにそのものを食べるのがいい
・食品添加物はいらない、伝統的な和食をいただく
・四里四方のものを食べる(16キロ以内のもの)、近い産地のもの
・旬のものをいただく
・一番大事なのは空気
・病に対応するには気の持ち方が大事
・子どもに言ってはいけないこと
→「はやくしなさい」。親が自分でやってみせればいい
・人は人生を楽しむために生まれてきた
→嫌な気持ちになると病気は治らない、気の持ちようが大事
・なんといっても「あそび」が足りない。外遊びが大事
・子どものうちに人間関係をつくらないといけない
・子どもとしてではなく人として対等に見る
・牛乳は与えてはいけない、他の動物の血を飲む必要はない
・食べ物をいただくとき感謝の気持ちでいただく
・考え方がよくなれば医療費は減る
・本来、医者の仕事は病気を減らすこと
それなのに戦前から見ると人口が2倍になって、医療費が180倍になった日本。
・「死」はない。生命はずっとつながっている、「死」は恐れるものではない
・あるがままに生きる
・味噌と玄米で体質改善
・子育ては生まれる前の2,30年前から始まっている
・産前産後は人生80年分より大事

 

 

 

 

 

 

真弓沙織さんと(小児科医 真弓定夫さんの娘)

 

矢作直樹先生(東大名誉教授)の言葉から

1999年東大工学部精密機械工学科教授。2001年より東大医学部救急医学分野教授および東大病院救急部・集中治療部部長。2016年、任期満了退任。

・“感謝”の力
40代のあるスタントマンが14m下に落下。脊髄損傷の大けが。現代医療では治ることはないとされていたが、“体への感謝”の気持ちをもったら、感覚が戻り、50代でオリンピック選手のトレーナーになっていた。奇跡のようなことが実際に起こる。ガンも本人の心持ちできれいさっぱり治ることがある。
・今中に生きる
過去には感謝、喜び、なつかしさ
未来には期待と喜び、楽しみ
今を無心・集中・わくわく・うれしい・好き・感謝に生きる
→健康を保てる
・病気:生活の見直しのきっかけ
「闘病」という言葉は間違い、病気は気づき
・病気に恐れを持たない
→世間はわざと恐怖をあおる
・自分の怒りをためる→大腸がん

 

 

 

 

 

 

 

矢作直樹さん(東京大学名誉教授)

 


 

東大病院救急部・集中治療部部長だった先生のお話。私たちがとらわれている常識、現代医学といわれるものが実は真実なのか、宇宙の節理の中で人間の力はどのような可能性を秘めているのか、学びを深めていきたいと思った興味深いお話でした。