大田区・臨時休業中の子どもたちへ活動場所の提供   校庭開放

313日、大田区教育委員会は学校の校庭を開放するようにと各学校に通知しました。

子どもたちの健康維持にとって、外遊びや運動が欠かせないことを鑑みてのことです。

区内の公園はボール遊びを禁止する公園ばかりなので、校庭が“遊び場”となることは喜ばしいことです。しかし午前中の3時間程度を学年で分ける等、時間的にはとても十分とはいえません。子どもたちにとってもストレス発散となる、運動のできる環境は”病気への抵抗力”にも関わるでしょう。引き続き、子どもに寄り添った施策を期待したいと思います。

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228日、国からの要請を受けて大田区教育委員会は区立学校を32日から春期休業まで休校とすることを決めました。部活動も休みです。学童保育は長期休業中と同様に行いますが、自由に遊ぶことのできる放課後の居場所「放課後子ども教室」は中止です。

こども家庭部では、児童館と子ども家庭支援センターの子育てひろば、中高生ひろばを3月末まで中止としました。

 

子どもたちに外遊びを! 居場所を! 給食を!

突然の休校で、運動をする機会がなくなりました。思いっきり体を使いたい時期の子どもにとって、体を動かせないことは大きなストレスになります。給食もなくなりました。仕事や子どもの食事のことで、困難を覚えている家庭、、様々な家庭の状況で、十分に栄養を摂れない子どものこと、家庭に居場所がなく、見えない虐待に苦しむ子ども、たまっていくストレスのはけ口がなく家族関係が悪化することなど、長期休校のマイナスの影響が心配です。

   

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310日、大田区長と教育長に、「新型コロナウイルス感染症対策に伴う臨時休校中の対応に係る申し入れ」をしました。

EPSON MFP image

本来は議会全体で取り組めるとよかったのですが、緊急性から今回は、日頃、教育環境に関して共通する政策をもっていた大田区議会緑の党、立憲民主党大田区議団と一緒に提出をしました。

 

子どもたちを育む生活を守るために、今、何ができるのか、大人は冷静に科学的に考えて、最善の方法をとっていかなければならないと思います。