大田・生活者ネットワーク 区議会レポートのご紹介:「香りの害」

ご報告がすっかり遅くなりましたが、8月に出したレポートです。

一面の記事は大田区議会・第2回定例会(6月)での質問、「香りの害」についての記事です。

 

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この時点では、大田・生活者ネットワークの「周知・啓発・相談窓口の設置についての要望」には、行政は「積極的な取り組みはしない」との答弁でしたが、その後、9月、区議会に化学物質過敏症当事者からの陳情が出されたときには、「周知・啓発活動に取り組んでいきたい」との回答でした。(健康政策部・生活衛生課)

社会に少しずつ当事者からの声が届くようになり、各自治体での取り組みが多くなったことや、予防原理に立つ意識が浸透してきたのではないでしょうか。

東京都の情報サイト「東京くらしWEB」にも柔軟剤の香りによる事例相談に関する情報が掲載されました。

自分にはいい香り、隣りでは気分が悪くなる人も?!

また岐阜市、所沢市、名取市他各地方議会では国会及び関係行政省庁宛て「香料の健康被害に関する調査・研究及び香料自粛に関する意見書」等が採択されるところが増えつつあります。

岐阜市議会での9月26日付意見書をご紹介します。

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香料には現在、成分表示の義務付けがなく、法的規制がありません。情報公開や広く被害の実態調査も必要だと考えます。大田・生活者ネットワークは今後もこの問題に取り組んでいきます。

 

*参考:ジャパンマシニスト社作成の園用チラシ

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